ビットコインダイヤモンド(BCD)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

ビットコインキャッシュ(BCH)、ビットコインゴールド(BCG)に続いてビットコインから分裂した仮想通貨であるビットコインダイヤモンド(BCD)。

2017年11月24日に誕生してから、約半年で時価総額ランキングを30位台まで上げてきたBCDは今後も価格の上昇は期待できるのか?

この記事ではBCDがどのような特徴を持つ仮想通貨なのか、その将来性や購入方法まで詳しく解説していきます。

目次

ビットコインダイヤモンド(BCD)を購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

2018年5月時点でビットコインダイヤモンド(BCD)が売買可能な国内の仮想通貨取引所はありません。

BCDが購入可能な海外の仮想通貨取引所の中で、BCDを購入するのに適した取引所はこの3つです。

  1. 〈海外〉Binance(バイナンス) おすすめ
  2. 〈海外〉Huobi(フオビ)
  3. 〈海外〉OKEx(オーケーイーエックス)

これらの仮想通貨取引所の中でBinanceがBCDの購入に最適と考えています。

Binanceでの購入をオススメする理由

CoinGeckoより引用

BinanceがBCDの購入にオススメできる理由は3つあります。

  • 手数料が安い/基本0.1%でBNBを使えば0.05%
  • ハードフォークした通貨に積極的に対応している
  • 取引高が多く流動性が高い

ビットコインのハードフォークが続いていますが、Binanceはほぼ分裂した通貨の配布対応をしているので、分裂した通貨を手に入れたいときもBinanceがオススメです。

BCDの取引高が多い他の取引所に、運営者の情報が少ないが草コインが多くて有名な「Gate.io」、インドネシア最大の仮想通貨取引所「Indodax」があります。

しかしあえて利用する理由がないのでオススメしていません。

ビットコインダイヤモンド(BCD)の将来性は?これから価格は上がる?

ビットコインダイヤモンド(BCD)の時価総額は記事執筆時点で36位となっています。

誕生から約半年でここまで時価総額を伸ばしてきたことに、ビットコインのネームバリューの強さを感じてしまいます。

筆者はBCDは時価総額ランキングで25位〜40位あたりを維持したのち、ゆっくりと時価総額ランキングを落としていくと考えていますが、その理由を3つにまとめて説明していきます。

  • BCDは誕生以降右肩下がりで価格下落中
  • 匿名性や取引速度向上のための機能を持っている
  • 開発チームや目的が謎に包まれていて信用性に欠ける

BCDは誕生以降右肩下がりで価格下落中

trading viewより引用

2017年11月27日の誕生以降、大きく跳ねるタイミングが何度かありましたが全体的に下降トレンドとなっています。

2018年1月13日に前日の価格から一時200倍となりましたが、この上昇に理由はなく仕手グループによるものだと推測されています。ですのですぐに価格は急降下し元値付近に戻りました。

そういった仕手っぽい動きの跳ね上げ以外では基本的に価格は下げの方向に動いています。

これは2017年12月〜3月という仮想通貨全体の下落にも影響されていますので、一概にBCDに魅力がないからだというわけではありません。

しかしBCD誕生から長期的な価格上昇が一度も見られないことは、BCDへの期待感の低さを感じさせる理由となっています。

匿名性や取引速度向上のための機能を持っている

BCDはビットコインやビットコインキャッシュより優れた、または搭載されていない機能を持っています。

BCDにはプライバシー保護を目的として送金金額を第三者からわからないよう暗号化される匿名機能があります。

ビットコインは誰が、誰に、どのくらいの金額を送ったのかが誰でもわかる状態になっていますが、BCDは金額のみ暗号化させています。

同時にアドレスにいくらの残高があるかという情報も秘匿されています。

またBCDは取引速度向上のために「ブロックサイズ上限を8MB」「Segwit導入」というビットコインとビットコインキャッシュがスケーラビリティ問題の解決策として実行したことの両方を採用しています。

しかし注意すべきはBCDの匿名機能はMoneroほどの性能は期待できないという声もありますし、ブロックサイズ上限引き上げとSegwit導入でマイナーの負担が大きくなり大手マイナーしかマイニングできないのではないかとも言われています。

開発チームや目的が謎に包まれていて信用性に欠ける

BCDを開発・運営しているのはBitcoin Diamond財団ですが、代表者の氏名はもちろん開発チーム含めて、国籍やキャリア、拠点、人数などの情報が一切不明となっています。

BCDの公式サイトには開発チームの欄に「EVEY」「007」のみ書かれています。

彼らはビットコインのマイニングプールを運営しているという噂や、BCDを取り扱う取引所やマイニングプールに中国企業が多いため中国人もしくは中国関連企業が正体という噂などがありますが真相はいまだわかっていません。

またBCDはハードフォークの目的も不明な状態となっています。

ビットコインキャッシュはスケーラビリティ問題の解決のため、ビットコインゴールドはマイナーの分散のためにそれぞれハードフォークが実行されました。

BCDはこの2つの問題の解決方法をより強化しているとも言えますが、それはハードフォークをするほどのものではありません。

既存のBTC/BCH/BCGより優れているように見せ、さらにビットコインのネームバリューを利用して期待感を煽り、価格が上昇すればBitcoin Diamond財団にプレマイニングされ取得したBCDを売って一儲けと思わせる節があります。

BCDの開発チームやその目的が不明なところは、今後BCDの成長を阻害する要因になると考えています。

 

このようにBCDは詳細情報がわからないところが多く、安心して保持し続けることが難しい通貨です。

大きなきっかけがない限りBCDはこれ以上の成長が難しいと考えています。

積極的には取引をオススメしませんが、BCDのように機能的に優れているように見える通貨は仕手筋による価格操作の対象になりやすいため、底値付近で購入し急激な上昇が見られたら保持し続けずにすぐに売るという方法であれば売買を検討しても良いかもしれません。

ビットコインダイヤモンド(BCD)とはどんな仮想通貨?

  • 公開日は2017年11月24日
  • BCH、BCGに続くBTCから分裂した3番目の通貨
  • 通貨単位はBCD
  • 発行上限枚数は2.1億BCD
  • 送金金額や残高を暗号化
  • BCDとBTCや分裂した通貨との違い
  • BCDの公式ウォレットはない
  • BCDを取り扱っているのは40もの取引所
  • 国内ではBTCBOXのみがBCD配布に対応
  • プレマイニングで全BCDの6.6%がBCD財団に割り当てられる

発行上限枚数は2.1億BCD

ビットコインダイヤモンド(BCD)は発行上限枚数が210,000,000BCD(2.1億BCD)となっています。

ちょうどビットコインの発行上限枚数2100万枚の10倍にあたります。

これはビットコインより枚数を増やすことで1枚あたりの単価が低くなるようにし、新規参入者がBCDを保有するハードルを下げる狙いがあります。

送金金額や残高を暗号化

送金金額や残高が取引履歴やアドレスからわからないようにさせる技術をBCDは取り入れています。

MoneroやDashなどの匿名通貨と比べると、完全に匿名であると言えるほどの匿名性はありません。

しかしBCDの匿名性でも良いと言う人はもちろんいます。

例えですが筆者が1,000BTCを取引所に送金したとします。そして取引所がハッキングされ筆者の個人情報とウォレットアドレスが紐付けられた状態で流出したとします。

そうするとビットコインの場合は筆者が1,000BTC取引所に送金したということがブロックチェーン上に保存されているため、筆者は優先的に強盗犯に狙われることになるでしょう。

しかしBCDであれば取引所に送金したということしか分からないため優先的に狙われることはないはずです。

BCDとBTCや分裂した通貨との違い

BCDはビットコインから分裂しているので影響を受けていて当然ですが、BCDより先に誕生したビットコインキャッシュやビットコインゴールドからも影響を受けています。

わかりやすくするために表にまとめてみました。

項目 BTC BCH BCG BCD
最大発行量 2100万枚 2100万枚 2100万枚 2.1億枚
マイニングアルゴリズム SHA-256 SHA-256 EQUIHASH OPTIMIZED X13
マイニングマシン ASIC ASIC GPU GPU
ブロックサイズ(segwit時) 1MB(2〜4MB) 8MB 1MB(2〜4MB) 8MB
ブロック生成時間 10分間 10秒〜2時間 10分間 10分間
segwit導入 あり なし あり あり
ライトニングネットワーク あり なし なし あり

こうやっても一覧で見るとBCDはわかりやすいくらいBTCや他の通貨が実行する課題解決策を片っ端から対応していることがわかると思います。

BCDの公式ウォレットはない

BCDにはBitcoin Diamond財団公式のウォレットは記事執筆時点でリリースされていません。

BitgoやBitpieなどBTCが保管できるウォレットからBCD対応しているウォレットを使用して保管できます。

国内ではBTCBOXのみがBCD配布に対応

国内ではBCDが売買できる取引所はありませんが、BTCBOXだけが国内で唯一BTCの保有量に応じてBCDの配布を行いました。

プレマイニングでBCD全体の6.6%がBCD財団に割り当てられる

プレマイニングとは新しく発行する仮想通貨をリリースする前に、一定数の仮想通貨を開発者自身に割り当てることです。

BCD財団はBCDリリース時に全体の6.6%である1,386万枚を自身に割り当てました。

6.6%のうち2%は初期開発やイベントなどの運営費用、広告費用で使用し、残りの4.6%はコア開発チームへの報酬と今後のBCDによる経済圏創出の実現のために使われる予定となっています。

ビットコインダイヤモンド(BCD)の良い点(メリット)

2018年7月開始の新設される韓国取引所KAiREXで基軸通貨として採用

KAiREXから引用

KAiREXは2018年7月営業開始予定の仮想通貨取引所です。

記事執筆時点ではデモトレードができるようになっており、韓国政府からの認可が下りれば営業開始できる状態のようです。

NANOやDOGEなど単位の小さい仮想通貨を基軸に据えている仮想通貨取引所も出てきていますが、なぜKAiREXはBCDを採用したかについての理由は調べてもよくわかりませんでした。

しかしビットコインゴールドを基軸とする取引所がない中で、先んじてBCDを基軸とする取引所が営業開始できればBCDにとって追い風となります。

BTCや他の分裂した通貨より通貨としての性能が優れている

「BCDとBTCや分裂した通貨との違い」の比較で解説しましたが、BCDはビットコインやビットコインキャッシュ、ビットコインゴールドと比べて優れている(ように見える)特徴を多く備えています。

  • 送金金額と残高を秘匿できる匿名性
  • segwitとブロックサイズ上限8MBによる処理速度向上
  • ライトニングネットワーク導入予定
  • マイナーを分散化させるためGPU対応のアルゴリズムを採用

 

仮想通貨の価値の源泉は性能ではないため、性能が優れているから時価総額が上がるわけではないですが性能が良いということは実用的に使われる可能性があるということです。

今後大手取引所での基軸通貨採用や、ECサイトの決済手段として採用されるなどのきっかけがあれば大きく化けるかもしれません。

GPUマイニングに最適化しているためマイナーの分散化が期待できる

BCDはOPTIMIZED X13というGPUでのマイニングに特化したアルゴリズムを採用しています。

ビットコインのマイニングでは、ASICというマイニングに特化して作られた集積回路がマイニングプールなどの大手マイナーによって使われています。

ASICというのはマイニングに特化している集積回路なので、汎用型のCPUやGPUと違ってほぼ特定の方法のマイニングしかできない集積回路です。

その分効率よくマイニングできるため大手マイナーはASICを使用しています。

しかし普通パソコンに内蔵されているのはGPUやCPUですので、個人でASICを持っている人はほぼいません。

結果としてビットコインは6つの大手マイナーにより日々採掘される量のうちの90%以上のマイニングがされている状況です。

この状況を打開するためにGPU(主にゲーム機器に使用される画像処理で高いパフォーマンスを発揮する集積回路)に最適化されたOPTIMIZED X13というアルゴリズムが採用されています。

このアルゴリズムではASICは高いパフォーマンスを発揮できないかそもそもマイニングができないため、ASICを多く持つ大手マイナーはBCDを効率よくマイニングすることができません。

結果としてマイナーを分散させることでき、セキュリティの高いネットワークを維持することができます。

ビットコインダイヤモンド(BCD)の悪い点(デメリット)

開発チームのビットコインダイヤモンド財団の正体が謎

ビットコインもサトシ・ナカモトの正体は不明という意味では同じじゃないかという指摘もあるかもしれませんが、BCDの場合はBTCのハードフォークを利用した詐欺の可能性を考慮する必要があるため正体不明のBCD財団は明らかなデメリットです。

なぜハードフォークをしたのか目的が明確ではない

ビットコインキャッシュやビットコインゴールドにはそれぞれ「スケーラビリティ問題の解決」「特定のマイナーに集中している状態の解消」というビットコインのままでは解決できない問題を、分裂することで解決にあたることができるというハードフォークの大義名分がありました。

しかしBCDにはその大義名分がありません。

BCDには「より良いビットコインになる」という目標はありますが、それはビットコインからハードフォークする大義名分にはなりません

匿名通貨としては送金量と残高だけの暗号化では弱い

BCDはたしかにビットコインよりは匿名性がある通貨ですが、匿名通貨と呼べるほど匿名性が高くありません。

Vergeが世界最大級のポルノサイトの決済通貨となったりと、今後アダルトサイトなどの決済に匿名通貨は採用されていきますが、送受信先のアドレスがわかってしまうBCDが採用される可能性は低いと言えます。

中途半端な匿名機能はBCDのポジションを曖昧にさせ、ただ足を引っ張る機能となるかもしれません。

ビットコインダイヤモンド(BCD)の今後は?

ライトニングネットワークの実装完了(〜2018年9月)

2018年9月までにライトニングネットワークの導入が完了する予定となっています。

予定通り進めばビットコインと同じタイミングでライトニングネットワークが導入されることになります。

BCDアプリケーションのエコロジーを構築(〜2019年3月)

BCDアプリケーションエコロジーの詳しい内容は不明ですが、BCDで利用できるデビットカードの開発やATMとの提携などを予定しているとのことです。

より良いビットコインになる(〜2020年)

まったく内容はわかりませんが2020年までにBCDがビットコインより良い仮想通貨になるとのことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

記事を書くに当たりBCDについて調べ直しましたが、ビットコインのネームバリュー頼みでハードフォークした仮想通貨という印象が拭いきれませんでした。

今後の成長具合でその印象は変わってくるのかもしれませんが、記事執筆時点ではBCDの長期保有はオススメできません。BCDへの投資を検討されている方は、ぜひ十分注意してください。

それでは引き続き「めざせ!仮想通貨で億り人」の記事をお楽しみください。それでは!