BitShares(BTS)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

日本に限らず仮想通貨取引所の仮想通貨流出事件がたびたびニュースになっている中で、人を介さない仕組みで動く分散型取引所に注目が集まっています。

世界初の分散型取引所が作られたプラットフォームが、この記事で解説するBitShares(ビットシェアズ)です。

この記事ではBitSharesがどのような仕組みで動いているかBitSharesの購入方法や将来性など詳しく解説していきます。

BitShares(BTS/ビットシェアズ)を購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

Bitsharesは2018年4月時点で国内の仮想通貨取引所での取り扱いはありません。

取り扱いのある海外の仮想通貨取引所の中で、BitSharesを購入するのに適した仮想通貨取引所はこの3つです。

  1. 〈海外〉Binance(バイナンス) おすすめ
  2. 〈海外〉Huobi(フオビ)
  3. 〈海外〉Poloniex(ポロニエックス)

これら仮想通貨取引所の中でBinance(バイナンス)がBitSharesの購入に最適と考えています。

Binance(バイナンス)での購入をオススメする理由

CoinGeckoより引用

Binanceは香港を拠点とする世界最大の仮想通貨取引所です。

管理画面の使いやすさと優良なアルトコインが100種類以上上場していることから日本での人気が高い仮想通貨です。

BinanceではBitSharesの取引高が世界で最も多いためスムーズに売買ができます。

Binanceはアルトコイン投資には欠かせない取引所になりますので、まだ登録されていない場合は下のボタンから公式サイトを見てみてください。

BitShares(BTS/ビットシェアズ)の将来性は?これから価格は上がる?

BitShares(ビットシェアズ)は、ブロックチェーン技術で仮想通貨に通貨以外の役割と機能を持たせるビットコイン2.0プロジェクト1つです。

BitSharesは主体となる人や組織を必要とせずにビジネスを回すシステムを開発していて、分散型取引所(DEX)や分散型自立企業(DAC)の構築や整備を目的としています。

2018年4月29日時点でBitSharesの時価総額ランキングは39位と上位とは言えませんが、今後時価総額ランキングトップ10位以内を狙えると考えています。

その理由を3つにまとめて解説します。

  • BitSharesは秒間10万件のトランザクションを処理できる
  • BitSharesを利用している有望なサービスや製品が増えている
  • 世界最大取引所バイナンスが作るDEXで利用される可能性も

BitSharesは秒間10万件のトランザクションを処理できる

ビットコインは約6〜7件/秒、イーサリアムが約15件/秒となっており、しばしばトランザクション処理能力が低いことが問題視されています。

ビットコインはライトニングネットワーク(LN)を導入したり、イーサリアムはLNの導入とあわせてPoWからPoSへ移行予定とトランザクションの処理能力を上げるための対策と取っています。

そのような中でBitSharesは取引承認システムがDPoSであることや、Graphene(グラフェン)というソフトウェアプログラムを導入していることで秒間10万件のトランザクションを処理できるようになっています。

世界最大クレジットカード会社のVISAの処理能力は4,000〜6,000件/秒とされているため、10万件/秒のBitSharesは送金や決済はもちろん、その処理能力を活かして通貨としての機能以外にも十分対応できる性能を持っています。

トランザクションとは
例えば「商品を渡して代金をもらう」というここからここまではセットとなる分割できない一連の処理単位をトランザクションと呼びます。

BitSharesを利用している有望なサービスや製品が増えている

BitSharesの将来が期待できる一番の理由は、上記でお話したその高い処理能力を持つBitSharesを利用した有望なアプリやウェブサービスなどが増えてきているからです。

その中で特にオススメのものを下記に一例としてまとめます。

  • 【BitSpark】世界180カ国の通貨に交換できる国際送金サービス
  • 【Bitsfarm】BitSharesブロックチェーン上で構築された農業ゲーム
  • 【PalmPay】任意の仮想通貨での支払いを受け付けるPOSシステム
  • 【Crypviser】高セキュリティな分散型ソーシャルコミュニケーションプラットフォーム
  • 【Eristica】冷水バケツリレーのようなチャレンジを募集や挑戦できるiOS/Androidアプリ

BitSparkは高すぎる国際送金の手数料をDEXの仕組みを取り入れることで解決しようとしているプロジェクトです。

そう聞くとRippleと似ていると思われるかもしれませんが、BitSparkの面白いところは決済や送金の領域にも関わらず銀行を排除することを目標としていることです。

BitSparkの話だけで記事がひとつ書けてしまいますので詳しい説明はしませんが、BitSparkは元々はBitcoinのブロックチェーン上で稼働していましたが、2017年にBitSharesへ移行するという経緯がありました。

BitSpark運営会社はビットコインを見限り、イーサリアムを拒否し、BitSharesを受け入れた理由については、「すべてが完璧ではないが送金分野に置いてBitSparkの要求を満たせる性能であること」としています。

またBitSharesのDEXの仕組みを使って、お客さんが好きな仮想通貨で支払いができるPOSシステムを提供するPalmPayは、3300件/秒のトランザクションを生み出しています。これはBitSharesの高い処理能力でなければ実現が難しかったと考えています。

その他の農業ゲームやソーシャルアプリなどトランザクションの処理能力が求められるものが多く登場していますが、記事執筆時点ではBitSharesはその要求に応えられています。

今後高性能な処理能力を求めて、BitSharesブロックチェーン上にサービスやアプリなどのDAppsが増えてくると考えています。

そうなるとBitSharesはDAppsプラットフォームとしての評価も上がり、BitSharesの時価総額ランキングも上がると考えています。

世界最大の取引所バイナンスが作るDEXで利用される可能性も

筆者もお世話になっていて大好きなバイナンスは、2018年3月に分散型取引所のプロトタイプ開発競争コンテンストを開催すると発表しました。

そしてBitShares財団はコンテスト参加を表明しています。

Binaceが要求する分散型取引所の機能や性能を見る限り、BitSharesはその基準を満たしていると考えています。

このコンテストは2018年6月末に締め切りとなっていますので、おそらく2018年の夏頃には結果発表があると思われます。

このコンテストの賞金金額は約1億円と高額のため参加者は多いと思われますが、開発期間は約3ヵ月と短いことからプロトタイプとは言えすべてオリジナルで作るのは難しく、イーサリアムなどスマートコントラクトが使えるプラットフォームを利用することになると考えられます。

そうなると高い処理能力とDEXの安定稼働の実績があるBitSharesは最有力候補になります。

DEXは管理画面が使いづらいものが多い中、管理画面の使いやすさに定評のあるバイナンスがDEXを作ればDEX利用者も増加します。

BitSharesがバイナンスのDEXに採用されたという発表だけでも値上がりはしますが、DEXと言えばBitSharesブロックチェーンと認知されていけば時価総額ランキングも上位になっていくと考えています。

 

このような理由からBitSharesは将来性が非常に高く、記事執筆時点のBitSharesの時価総額の順位は低いと筆者は考えています。

BitShares(BTS/ビットシェアズ)とはどんな仮想通貨?

  • 通貨単位はBTS
  • 発行上限枚数は37億BTS枚
  • BitSharesの創設者はダニエル・ラリマー氏
  • 取引承認システムはDPoSを採用
  • 公開日は2014年7月19日
  • BitSharesは3つの役割によって支えられている
  • BitShares自体がDEXでありウォレット
  • BitSharesをベースに作られた分散型取引所が複数稼働中
  • ペッグ通貨であるSmartCoin(スマートコイン)が存在

BitSharesの創設者はダニエル・ラリマー氏

BitSharesの創設者はSteem、EOSの創設者でもあるダニエル・ラリマー氏です。

BitSharesはラリマー氏がプルーフ・オブ・ワーク(PoW)は効率の悪いとして、DPoSを発明しBitSharesを作り上げました。

取引承認システムはDPoSを採用

BitSharesの取引承認システム(コンセンサスアルゴリズム)はDPoS(Delegated Proof of Stake)という投票によって委任されたわずかな人のみが取引承認を行える仕組みです。

BitSharesでは20人前後が選出され、ブロックの生成を行っています。

他の仮想通貨ではラリマー氏が創設したSteemやEOSもDPosが採用されており、2018年ビットフライヤーに新規上場したLIskもBitSharesとは異なる点がありますがDPoSを採用しています。

BitSharesは3つの役割によって支えられている

  • 【witness】ブロック生成(取引承認)を行う人
  • 【committee】取引手数料変更等のブロックチェーンの仕様変更を提案する人
  • 【worker】BitSharesに寄与する機能拡張等の開発を提案・実行する人

BitSharesはこの3つの役割の人々によって支えれており、3つの役割すべてがBTS保有者の投票によって選任されます。

この役割を追った人への報酬はLiskのように新規発行分から支払われるのではなく、予備としてプールされた12億BTSから支払われています。

BitShares自体が分散型取引所でありウォレット

BitShares自体が分散型取引所(DEX)、ウォレットとしての機能を持っています。

よく勘違いされますが、イーサリアムのブロックチェーン上で稼働するイーサデルタのようなものがあるのではなく、イーサリアム自体が分散型取引所の機能を持っているというイメージになります。

BitSharesをベースに作られた分散型取引所が複数稼働中

BitSharesのブロックチェーン上で稼働する分散型取引所として有名なのは「CryptoBridge(クリプトブリッジ)」と「Openledger」があります。

CryptoBridgeは独自発行通貨のBCOを一定期間ロックすることでCryptoBridgeの収益の50%が分配されるステーキング報酬があり、徐々に注目を集め始めています。

BitShares(BTS/ビットシェアズ)の良い点(メリット)

BitSharesの将来性が期待できる理由として3つの良い点を挙げていきましたが、ここからはその他の良い点に触れていきます。

稼働歴が長く完成度の高い分散型取引所

BitShares自体も独自の分散型取引機能を持っていたり、世界初の分散型取引所OpenledgerがBitSharesブロックチェーン上で稼働していたりと、BitSharesには分散型取引所の長い稼働歴があります。

同時にBitSharesの高い処理能力で完成度の高い分散型取引所となっています。

コインチェックのNEM流出事件で分散型取引所はそのセキュリティの高さ、盗難のされにくさから注目され始めています。

分散型取引所が既存の取引所と比較して使いにくかったり、毎回取引内容をブロックチェーンに書き込む必要があるので手数料が高かったりと未成熟なところもあるのが現在の分散型取引所です。

しかし、これからDEXでの取引量は徐々に増え、勢いが増してくと考えています。

すでに長い稼働実績と高い完成度の分散型取引所を持つBitSharesは、分散型取引所の領域で他通貨をリードしています。

スマートコインは価値が安定していて日常で使いやすく資産を守りやすい

BitSharesにはSmartCoin(スマートコイン)と呼ばれる法定通貨や金、銀の価値と連動したペッグ通貨があります。

アメリカドルと連動させているBitUSD、日本円のBitJPY、中国人民元のBitCNY、ユーロのBitEUR、金と銀はそれぞれBitGOLD、BitSILVERがあります。

これらのスマートコインは、すでに持っている人から送金してもらうか、またはBitShares上でBTSを担保として預け、その分のスマートコインをもらう2つの方法があります。

ペッグ通貨のように法定通貨と価値が連動している場合、日常の決済で使うときに非常に便利です。

またBTS含む仮想通貨の価値が急落したときにスマートコインに変えておくことで資産の目減りを防ぎやすいという意見もあります。

ペッグ通貨とは
peg(ペッグ)とは「固定する/釘を打つ」という意味ですが、ペッグ通貨とはある通貨と価値を連動(固定)させた通貨のことです。

米ドルと連動させている香港ドルはペッグ通貨として有名ですが、仮想通貨のペッグ通貨とは一般的に法定通貨と連動させている仮想通貨のことを指します。

紹介報酬プログラムでBitShares利用者を増やす仕組みがある

BitSharesにはリファーラルプログラムという紹介者に報酬を与えることで、口コミ紹介を促進させる集客システムが存在します。

仮想通貨自体がこのような仕組みを持っていることは非常に珍しいです。

BitSharesでは下記のように3段階にアカウントが分けられています。

  • 【Baisic Account】基本アカウントで登録時はこちらのアカウントになります
  • 【Annual Member】1年単位のアカウント。20ドル/年でLifetime Memberと同じ権利を得る
  • 【Lifetime Member】永久アカウント。100ドルでこちらのアカウントを得られます

Memberとなることで得られる報酬は2種類あります。

1つは「自分が使ったBitShares上の取引手数料の80%をキャッシュバック」。

もうひとつは「紹介した人がBitShares上で発生させた取引手数料の一部が報酬として付与」。

このようにBitSharesの利用ユーザーを増やすためにBitShares上での利用と口コミ紹介を促進させる仕組みを持っています。

BitShares(BTS/ビットシェアズ)の悪い点(デメリット)

現在のメイン開発者達の技術力に不安がある

BitSharesは特定の中心組織を持たないDAC(分散型自立企業)ですので、RippleやLiskのように開発の中心となる組織はありません

BitSharesの創設者であるラリマー氏はすでにBitSharesの開発から離れてしまっています。

しかしBitSharesはオープンプロジェクトのため有志によるネットワーク維持や開発は止まることはありません。

現在はドイツの開発会社、BitShares Munich社が中心となって開発しています。

そのBitShares Munich社の技術力があまり高くないのではないかという懸念があります。

ウォレットなどのフロントエンド側の開発が多く、バックエンド側の開発がほとんど手付かずの状況になっています。

そしてフロントエンド開発自体もリリースしたモバイルウォレットにセキュリティ上のバグがあり数ヶ月使えなかったりと技術力に不安を覚える出来事がありました。

BitSharesはオープンプロジェクトで特定の主体組織を持たないのが特徴ですが、まだまだ発展途上のBitSharesには強権的にリードしていく組織が必要な場面があります。

現在その役割を持っているBitShares Munich社が今後BitSharesの開発を順調に進められるかに筆者は疑問を感じています

フロントエンドとバックエンド
利用ユーザーが直接見たり操作したりする要素のことをフロントエンドと呼び、フロントエンドで入力されたデータや操作を記録したり、結果を出力したりする処理をバックエンドと呼びます。

DPoSを支える承認者数が適正ではない可能性がある

BItSharesは取引承認を行いブロック生成する役割のwitnessの数を当初の101人から20人前後まで減らしています。

これはLiskのDPoSとは異なりwitnessへの報酬は予備としてプールされた準備金から支出されており、現時点で101人に分配するとwitnessになる魅力が少なくなるという理由で減らすことになりました。

またwitnessを選出する際にBTS保有者が候補者に投票するのですが、101人もいると選ぶことはできないのではないかという懸念もありました。

結果として20人前後で落ち着きましたが、これはブロック生成の権利が20人前後というわずかな人たちに集中していて、中央集権的ではないのかという声があります。

DPoSはまだ歴史の浅いコンセンサスアルゴリズムですので、ブロック生成権利者の数を減らしていった場合に不正や51%攻撃が起きる可能性があるのではないかという不安があります。

しかしビットコインはブロック生成の90%以上が6つの企業・マイニングプールによってなされているため、誰でもマイニングに参加できるPoWだからといって分散化されているとは限らず、それはPoSでも同じようなことが言えるので、筆者としては20〜101人のDPoSは十分に分散化されているのではないかとも考えています

まとめ

いかがでしたでしょうか。

BitSharesは処理能力が高く分散型取引が行える機能なども備えており、今後BitShares上で有望なサービスがリリースされていくと予想されます。

筆者としてはBitSharesはいつ火が付いてもおかしくないと考えていますが、BitShares自体が仮想通貨やブロックチェーン技術の魅力が詰まっているのでぜひ今後も情報をチェックしてもらえればと思います。