Verge(XVG/バージ)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

2017年もっとも時価総額が上昇した仮想通貨としても有名なVerge(XVG/バージ)。

Vergeは送金時の情報を秘匿できる匿名通貨であり、仮想通貨利用時のプライバシーが守られるのが特徴です。

この記事ではVergeの仕組みや他の匿名通貨と異なる点とはなにか?など、Vergeの基本情報から買い方、将来性まで詳しく解説しています。

目次

Verge(XVG/バージ)を購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

Vergeは2018年5月時点で国内の仮想通貨取引所で取り扱われていません。

Vergeを購入できる海外の仮想通貨取引所で、筆者がオススメする取引所はこの3つです。

  1. 〈海外〉Binance(バイナンス) おすすめ
  2. 〈海外〉Upbit(アップビット)
  3. 〈海外〉Bittrex(ビットレックス)

Binance(バイナンス)での購入をオススメする理由

Vergeは世界最大の取引高を誇る日本でも大人気のバイナンスや、カカオトーク運営企業のUpbit、そしてアメリカ拠点のBittrexの3つの取引所でVergeのほぼすべての取引高が占められています。

これらの取引所の中でもっともオススメできる取引所はバイナンスです。

CoinGeckoより引用

記事執筆時点でVergeの取引高の60%近くはバイナンスで行われています。またペア通貨はBTCでの取引が90%近くとなっています。

したがってVergeの取引高が全体の半分以上を占め、日本でも人気のある取引所のバイナンスでVergeを購入するのがオススメです。

仮想通貨への投資といえばビットコインですが、Vergeなどのアルトコインに投資するときは日本の仮想通貨取引所では物足りなくなります。

ご登録がまだの場合はぜひ下記よりバイナンス公式サイトをご覧ください。

Verge(XVG/バージ)の将来性は?これから価格は上がる?

Vergeは2018年4月25日時点で時価総額ランキングは28位となっており、他の匿名通貨と比較して時価総額ランキングがまだまだ低い状態です。

他の匿名通貨のランキングを見ると、Monero(モネロ)が11位、DASH(ダッシュ)が12位、Zcash(ジーキャッシュ)が24位で、上位10位には入ってないものの安定して上位を占めています。

筆者はVergeがこれらの匿名通貨と並ぶか、それ以上のランキング順位になっていくと考えていますが、その理由を3つにまとめて説明していきます。

  • 仮想通貨が決済手段として普及するためには匿名性が必要
  • 大手ポルノサイトで仮想通貨として初めて決済に採用された
  • 主な匿名通貨と比較して優れている点が多い

仮想通貨が決済手段として普及するためには匿名性が必要

ビットコインなど仮想通貨の送金詰まりなど仮想通貨が日常で使われるようになるためにクリアしなければならない課題は多いですが、その中でも誰がいくら使って残高はどのくらいあるのかが誰にでもわかってしまう多くの仮想通貨の特徴は、プライバシー保護の観点からするとNGと言わざるを得ません。

もちろんデータを公開し、みんなでそのデータが正しいことを承認し合う中央管理者がいなくても機能するブロックチェーン技術だからこそ、新しい通貨として既存の法定通貨に匹敵する可能性があるのは多くの人が賛同するところだと思います。

しかし実際に日常の買い物の履歴が公開されていると不都合を感じることも出てきます。人にあまり知られたくないお店やサイトで買い物したときに、それがバレてしまったら非常に嫌な気持ちになるでしょう。

仮想通貨を使うときは人にバレても恥ずかしくない使い方しかしないのであれば良いのかもしれませんが、それだと面倒で日常決済で使われるようにはならないと考えています。

そこで情報公開せずに送金できる匿名機能を持った仮想通貨が必要とされます。

現在イーサリアムでも匿名機能を持たせるかどうか、どうやって実装するかについてコミュニティで議論されています。

日常で使われるための重要な要素として考えられている匿名性をはじめから持っているVergeは、決済通貨として選ばれるための重要な要素をすでに持っていると言えます。

大手ポルノサイトで仮想通貨として初めて決済に採用された

2018年4月18日に世界最大級のポルノサイト「ポルノハブ(Pornhub)」でVergeを決済通貨として採用すると発表がありました。

これはVergeが使えるサイトが1つ増えたというだけの話ではありません。

歴史を振り返るとVHSなどのビデオ機器や、クレジットカード決済、VRなどアダルト業界は他のどの業界よりも最先端テクノロジーを取り入れています。

同じく最先端テクノロジーである仮想通貨はアダルト業界でもっとも早く普及すると考えられます。

ポルノハブの決済通貨としてVergeが選ばれたことはVerge自体の機能や将来性が認められたということです。

今後ポルノハブに追随してアダルト業界でVergeが決済手段として選ばれるようになる可能性があり、今後の発表も期待できます。

主な匿名通貨と比較して優れている点が多い

Verge Dash Monero Zcash
匿名技術 Tor/i2P プライベートセンド リング署名 ゼロ知識証明
アドレス  非公開 公開  公開  非公開
送金履歴  非公開  非公開  非公開  非公開
送金数量  公開  公開  公開  非公開
承認時間  30秒(※5秒)  1.3秒  2分  10分
発行枚数 165.55億枚  2,200万枚 上限なし  2,100万枚
公開機能 あり なし なし なし

上記はVergeと記事執筆時点でVergeより時価総額が高い匿名通貨の特徴を表にしたものです。

くわしくは後述しますが、VergeはTor/i2Pという暗号化技術を使って情報を匿名化しています。

またZcashだけはゼロ知識証明という暗号化技術により送金元と送金先のアドレスと送金した数量まで秘匿することができます。

ちなみに何をどこまで匿名化すれば良いかという議論はされ続けていますが、アドレスと送金数量まで匿名化しなくとも日常での買い物くらいの決済であれば十分プライバシーは守られるという意見が多いと筆者は感じています。

またVergeは発行枚数が約166億枚と他3通貨と比較して発行枚数の総量が多いことが特徴です。(Moneroは実質的には1840万枚程度)

これは日常での実利用を想定しているため、1枚あたりの価格が乱高下しないよう発行枚数が多くなっています。

そしてVergeには他3通貨にはない「匿名か公開するかを切り替える機能」が実装されています。

後述しますがレイスプロトコル技術によって1つのブロックチェーン上で取引毎に送金履歴を公開するか非公開にするかを選択できるような機能になります。

すべての取引が非公開にする必要はないので公開・非公開を選べるレイスプロトコル技術は、Verge独自の実利用を見据えた機能と言えます。

またこれも後述しますがVergeはSPV技術を使うことで取引承認時間が5秒となります。短時間での取引完了は実利用に欠かせない要素です。

 

このようにVergeは日常で使われるための機能開発が他通貨より進んでいます。2018年以降は仮想通貨が実際に使われる場面も増えてくると考えていますが、Vergeは実利用されるための準備ができている通貨だと筆者は考えています。

Verge(XVG/バージ)とはどんな仮想通貨?

Vergeの基本情報

  • 通貨単位はXVG
  • 発行上限枚数は165億5,500万XVG
  • 合意形成システムはPoWを採用
  • 公開日は2014年10月9日

DogecoinDarkをリブランディングして誕生した通貨

twitterより引用

柴犬のイラストで有名なドージコイン(Dogecoin)を元に、匿名性機能を追加して作られたドージコインダーク(DogecoinDark)という仮想通貨がありました。

そのドージコインダークを2016年2月にリブランディングして誕生したのが「Verge」となります。

VergeはTorとi2Pを採用した匿名通貨

Vergeは高度な匿名性が特徴の仮想通貨ですが、その匿名性は「Tor」と「i2P」という2つのシステムによって成り立っています。

Tor(トーア)を簡単に説明すると、送信したりアクセスしたりすると普通は残ってしまうIPアドレスを残さずに完全匿名で通信できるシステムです。

i2P(アイツーピー)は、The Invisible Internet Project(不可視なインターネットプロジェクト)の略で、複数のノードを経由して行う通信システムです。その特徴は始点と終点のノードを匿名化することで特定困難な状態にします。

この独立した2つの通信情報秘匿システムを組み合わせることで、Vergeは高度な匿名を維持することに成功しています。

匿名と非匿名を切り替えることができる

Vergeはレイスプロトコル(wraith plotocol)と呼ばれる取引毎に取引情報を公開するか非公開にするかを事前に選べる機能を実装しています。

取引情報を公開しても良いときはビットコイン、逆に隠したい時はVergeで決済するというように、秘匿したい時とそうではない時用の仮想通貨を分けて保管しておくというのは非常に面倒です。

オープンで透明性が高い取引が必要なときもありますし、企業間の商取引や顧客への請求などプライバシーを重視すべき取引も存在します。

Vergeさえ持っていれば、その場面ごとに取引をオープンにするか、プライベートにするかを選ばれるになります。

下記はVergeJpanという日本のバージコミュニティの有志が翻訳したレイスプロトコル説明記事中の画像です。

Mediumより引用

VergeJapanの翻訳記事はなぜかアメリカ英語のスラングっぽい言葉遣いで書かれていたり、イラストがふざけていたりと面白いのでぜひ覗いてみてください。

上記画像はブレイキング・バッドの登場人物が、レイスプロトコルを使って公開・非公開を切り替えするとどうなるのかを説明しています。

SPV技術により高速送金が可能に

Vergeは基本の承認時間が30秒と十分早いほうではあるのですが、実装されているSPV機能を使うと承認時間が5秒まで短縮されます。

SPVはSimple Payment Verificationの略で、直訳すると「簡易版支払い検証」となります。

くわしい仕組みは省略しますが、ブロックチェーンの一部のデータのみを抽出し整合性を検証することで、検証するデータ量を減らすことができ短時間での承認が可能となる技術です。

5つの合意形成システムを用意している

VergeにScrypt、x17、mygroestl、blake2s、Lyra2rev2の5つの合意形成システム(コンセンサスアルゴリズム)が用意されています。

5つのアルゴリズムが用意されていることで、マイナーは自分が得意なアルゴリズムでマイニングすることができます。

結果としてマイナーが分散されることで安全性の向上やマイニング報酬の平等化などの成果に繋がっています。

Verge(XVG/バージ)の良い点(メリット)

最初のほうでVergeの将来性が期待できる理由としてVergeの良い点を挙げていきましたが、ここからはその他のVergeの良い点に触れていきます。

ダークウェブの世界で実需を得られる可能性がある

海外の大手ポルノサイトの決済手段として採用されたことはすでにお話しましたが、Vergeはアダルト業界だけではなくいわゆるダークウェブの世界で決済手段として使われ、強い実需を得ていく可能性があります。

ダークウェブとは?
アクセスするのに特別なソフトや方法が必要なウェブサイトの呼称。主に違法製品や犯罪サポートなどが販売されており、その決済手段として仮想通貨が使われることも多くなってきている。

ダークウェブの世界では最優先されるものは匿名性です。なぜならお金や商品、サービスを送る側も受け取る側もしていることはほとんどのものが犯罪行為だからです。

決して犯罪行為を認めているわけではありませんが、ダークウェブや違法アダルトサイトなどアンダーグラウンドな世界で使われるくらいの匿名性があれば、日常生活レベルのプライバシー保護はもちろんのこと、企業間取引レベルでも問題なく使える匿名性と言えます。

サイト名をここでは挙げることはしませんが、すでに海外のダークウェブでVergeは決済と使われ始めています。

匿名通貨を現時点でもっとも欲している人々はアダルトとアンダーグラウンドの世界にいますので、Verge含む匿名通貨は実需が強いという点がメリットとなります。

Vergeは非中央集権的に運営されていてクリーン

Vergeはビットコインと同じく中心的な組織が存在しない非中央集権的なコミュニティによって開発される仮想通貨です。

VergeはプレマインやICOをなどを行っていないため、開発報酬などはすべてユーザーからの寄付によって成り立っています。

Vergeより時価総額が高いDash、Monero、Zcashは、しばしばその中央集権的な開発や運営方法が問題視されていますが、Vergeにはそのような心配なくクリーンに運営されています。

プレマインとは?
プレマインとは仮想通貨のリリース前に、事前に開発者など特定の人物に一定の仮想通貨を割り当てることを指します。

Vergeには高い熱量を持ったコミュニティが存在する

Vergeは開発費ですら寄付でまかっていることからわかる通り、Vergeの開発と運営は有志のボランティアによって成り立っています。

筆者もたまにですがVergeの公式テレグラムを覗くと、1時間放置するだけ数千件のチャットが流れていることがあります。

真面目な議論をしているときもあれば、冗談を言い合っているときもありますが総じてVergeを良くしていこうという熱量が高いコミュニティとなっています。

またVerge本体の公式以外のコミュニティでもVergeは面白いところが多く、例えば日本のVergeコミュニティである「Verge Japan」ではVerge公式からのリリースを面白く意訳してMediumに投稿したり、寄付金を募ってVerge公認キャラ「バージリスク」を作ったりと活発に活動しています。

vergeliscus.comより引用

Vergeのようにこの通貨が好きで普及させたいと考えて行動する人たちが多い仮想通貨はその将来性に期待できる良い点と言えます。

2017年仮想通貨時価総額上昇率1位で認知度が急上昇した

2017年1月〜12月までの1年間で、Vergeは時価総額7,500倍というダントツ1位の上昇率でした。

1月に1万円分買っていれば12月には7,500万円になっていたというのはまさに一攫千金の夢が詰まっています。

これによりVergeがどのような通貨なのかを知らない人でも、Vergeのことは7,500倍の仮想通貨として知っている人が増えました。結果として時価総額の順位のわりには認知度が高い通貨となっています。

認知度が高いということは大きなニュースやリリースのタイミングで購入に至る可能性も高くなります。

つまりVergeにはまだまだ潜在的な投資家層がいると考えています。

Verge(XVG/バージ)の悪い点(デメリット)

開発予算が潤沢ではないため開発が送れる場合もある

前述しましたがVergeは有志の寄付によって開発費をまかなっているため、開発予算が安定していません。

これはVergeが大事にしている非中央集権的であることのデメリットでもあります。

したがって予定しているロードマップ通りに開発が進まないことがあることに注意が必要です。

国家レベルで匿名性通貨の規制が入ると価格急落の可能性も

NEM流出事件が起きる前に、コインチェックが仮想通貨取引所の審査を通貨しない理由としてはMoneroなどの匿名通貨を扱っているからだという噂がありました。

行政としては新しい技術である仮想通貨の中で、さらに送金情報なども秘匿されている匿名通貨は管理しづらいものとして考えているのかもしれません。

またMoneroなど匿名通貨はマネーロンダリングにも使われていると言われており、こちらも国としてはどう防ぐかは課題となっていくでしょう。

記事執筆時点は日本だけではなく世界各国でも匿名通貨の全面禁止などはされていませんが、今後国家や行政レベルでの規制が入った場合は、Verge含む匿名通貨の価格に影響を与えることは間違いないでしょう。

Verge(XVG/バージ)の今後は?

公式マイニングプールなどマイニング関連のアップデート

2018年中に公式のマイニングプールをリリース予定です。

VergeはPoWを5種類のアルゴリズムで行うことができますが、これはVergeのマイナーを分散させ安定稼働させるためのものですが、公式からマイニングプールをリリースすることでより分散化を進めていく予定です。

iOS/Android用I2P対応公式ウォレットのリリース

日常で決済として使うのであれば現在スマホのウォレットは必須と言っても過言ではありません。

iOSとAndroidそれぞれに対応した公式ウォレットも2018年中にリリース予定です。

RSKスマートコントラクト機能の開発まとめ

Liskなどで有名なサイドチェーンですが、RSKとはVergeのサイドチェーンを活用したプラットフォームです。

Vergeの匿名性と処理速度を活かしたDAppsがRSK上で作成することができます。こちらも2018年リリース予定となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今後仮想通貨が実利用されるにしたがって秘匿性、プライバシーの問題は必ず問題となってきます。

Vergeはその問題を解決できる可能性を秘めている仮想通貨のひとつです。

2017年は時価総額の急騰という話題のみで有名になりましたが、2018年以降はVergeの高い性能などもっと知られるようになっていると考えています。