Tether(USDT)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

仮想通貨はブロックチェーンや分散型プラットフォームといった技術を利用して、法定通貨の代替として発展することを期待されています。

しかし、Tetherと呼ばれる仮想通貨はそれらの仮想通貨と違い、法定通貨との親和性を高めることで需要を生み出そうとしています。

今回はそんなTetherを取引するためのオススメの取引所から、特徴、将来性まで紹介します。

Tetherを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

Tetherはペグ通貨と呼ばれ、アメリカドルとの交換レートが固定されているため、アメリカドルと同様に世界中で需要があると言われています。

しかし、Tetherを取引できる取引所は非常に限られており、取引を行っていることを公表している取引所は6つほどしか確認されていません。

取引通貨はアメリカドルがほとんどで、日本ユーザーであってもTetherの取引にはアメリカドルを保持することが必要です。

Tetherを取引するためにオススメな取引所は以下の通りです。

  1. EXMO
  2. HKSY
  3. WEX
  4. C-CEX

Krakenについで取引量の多いEXMOが実質的なベストの選択肢

Tetherの取引量の90%近くはKrakenという取引所が占めていましたが、2018年3月16日に日本人ユーザーのTehter取引サービスを停止することを発表しています。

本来であればKrakenで取引することが最善の選択なのでしょうが、日本人ユーザーの取引ができなくなった以上、次の選択肢を選ぶ必要があります。

現時点では、EXMOという取引所が10%の取引量を占めており、実質的なベストな選択肢と言えるでしょう。

EXMOはイギリスに拠点を置く取引所で、Tetherを取引するためにはアメリカドルまたはロシアルーブルが必要です。

Tether(USDT)の将来性は?これから価格は上がる?

Tetherはペグ通貨として1ドル=1USDTの価値を維持するようになっています。

現時点では、その傾向は今後も仕組みが変わらなければ持続することが考えられます

理由は以下の2つです。

  1. 多くの取引所で様々な仮想通貨のペアとして使われている
  2. これまでの値動きは安定している
ひとつずつ詳しく解説していきます。

多くの取引所で様々な仮想通貨のペアとして使われている

多くの取引所は、ビットコインやイーサリアム、法定通貨であればアメリカドルやユーロといったメジャーな通貨を取引ペアとして採用しています。

Tetherはペグ通貨として換金レートが決められているという特性上、多くの取引所で上記のメジャー通貨と並んで取引通貨として利用することができます。

このことからTetherは、仮想通貨市場の拡大と合わせて取引通貨としての需要も拡大することが予測され、ペグ通貨としての地位を確固たるものにするのではないかと考えられます。

これまでの値動きは安定している

Tetherはアメリカドルとの交換レートが1通貨、1ドルで固定されているため値動きもほとんどなく、価格は1ドル前後で安定しています。

多少の変動はあるもののせいぜいプラスマイナス数%程度のもので、高騰したり、暴落したりといったことは今までにありません。

この安定感はTetherの大きな特徴で、ペグ通貨としての理論値通りの有効性を証明しているのです。

Tether(USDT)とはどんなコイン?

Tetherは最も法定通貨に近い仮想通貨

Tetherはその換金性の高さから、”法定通貨の仮想通貨”などと呼ばれています。

通常の仮想通貨は需要と供給で通貨の価値が決定され提携のニュースやロードマップの発表などに影響を受けますが、ペグ通貨であるTetherは価格変動をほとんど起こしません。

安定感という意味では仮想通貨の中で最も法定通貨に近い存在でしょう。

Tether Limitedが核となる中央集権型の仮想通貨

Tetherの運用、管理は香港に拠点を置くTether Limitedという企業が行なっています

Tether Limitedの役割は主に1Tether=1ドルという交換レートを維持するための担保の維持です。

他の多くの仮想通貨は通貨としてのシステムを不特定多数のネットワークで行うのですが、TetherはTether Limitedに依存した中央集権型の仮想通貨ということになります。

時価総額と発行上限数

Tetherは2015年にローンチされ、現在では時価総額は2000億円を超えています。

発行上限は設定されておりません。

Tether(USDT)の良い点

PoRという独自の通貨発行システム

PoRはプルーフ・オブ・リザーブの略称で、他の仮想通貨の承認アルゴリズムなどとは異なります。

Tether Limitedへのアメリカドルへの入金がトリガーとなり、Tetherが発行されるので常に市場に出回るTether通貨とTether Limitedが担保として抱えているアメリカドルが同じ量になるようになっています。

この発行プロセスを担うシステムがPoRなのです。

実社会への普及に適したペグ通貨

ペグ通貨の最大のメリットは価格の安定で、法定通貨のような使い方が想定できることです。

例えば、決済や送金といったサービスと連動すれば少額でも手数料の低い365日いつでも対応できる取引通貨として利用することができます。

特に国際送金などは銀行や送金業者に割高な手数料を払わなければいけませんでしたが、仮想通貨が普及すればその必要は無くなります。

その価格変動の激しさから、実社会への普及が滞っている仮想通貨ですが、価値が安定しているペグ通貨のTetherであればより現実的なものとなります。

Tether(USDT)の悪い点

価値の担保はTether Limitedに掛かっている

Tether LimitedはFriedman LLPという監査会社が監視をすることでその担保の正当性を保っていましたが、その関係が解消されたことが発表されています。

Tetherはその通貨発行の仕組み上、Tether Limitedが保有するアメリカドル資産が存在することを前提に1Tether=1ドルの価格を保っています。

もし、Tether Limitedが運営の透明性を失い、または、担保となるアメリカドルが存在しないということになると、Tetherは一気に信用を失い暴落を起こすこととなります。

第3者による監視の目がない以上、Tether Limitedが保有のアメリカドル以上のTetherを発行するなどの不正などが大きなリスクとなってしまう可能性が存在します。

また、大手取引所のBitfinexとTetherは同じ親会社を持つことが知られており、不正に発行されたTetherがBitfinexに流れて、その資金でビットコインの価格操作を行なっているのではないかという疑惑が一部の投資家から上がっています。

アメリカの商品先物取引委員会、CFTCがこの2社を2017年12月に召喚したことからこのような疑惑につながったと推測されます。

ハッキングによる不正送金被害に遭っている

Tetherは2017年の11月に日本円で35億円分の仮想通貨を不正に送金され、Tetherが管理するウォレットから流出したことを明らかにしています。

その後、ハードフォークを行いセキュリティの強化に取り組むことを発表しましたが、大きなハッキング被害であっただけに市場には大きなインパクトを残しました。

今現在の状況を見ると、ハッキング被害の傷も癒えたように思えますが、やはりセキュリティ面が気になるのは仕方ありません。

まとめ

Tetherはペグ通貨と呼ばれ、仮想通貨ながらアメリカドルとの換金性に優れ、安定した値動きを見せています。

他の仮想通貨のように投資向けとは言い難いですが、多くの取引所が取引ペアとして最奥しているため保有する価値や利便性は十分にあります。

ただし、Tetherの通貨としての仕組みは、運営管理を行うTether Limitedの影響を大きく受けるので、不正や不透明な運営などのリスク要因は高いと考えられます。

Tetherを保有するのであれば、保有期間やTether Limitedの動向に十分に気を配りながら、今回紹介した項目を軸に最新の情報を集めることをオススメします。