イーサリアムクラシック(ETC)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

仮想通貨はより良いシステムを目指して、定期的に技術的なアップデートを行い、時にはハードフォークと呼ばれるブロックチェーンの分岐により、互換性のない新しい通貨を生み出します。

イーサリアムクラシックは、人気の仮想通貨、イーサリアムのハードフォークによって生まれました。

今回は、そんなイーサリアムの兄弟通貨、イーサリアムクラシックのオススメの取引所から、今後の将来性までまとめて紹介します。

イーサリアムクラシックを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

イーサリアムはメジャーな通貨で日本の取引所でも取り扱っており、その兄弟通貨であるイーサリアムクラシックも同様に取り扱っている国内取引所もいくつか存在します。

海外に目を向けるとイーサリアムは日本よりも認知されている印象で大手取引所を含む多くの取引所が取り扱っています。

通貨ペアに目を向けると、アメリカドルとの変換レートが決められているUSDTとビットコインで全体の取引量の7割をも占めます。

そのほかは、アメリカドルと韓国ウォンがメジャーな通貨として取引に利用されているようです。

市場全体の取引量で見ると日本円でのシェアは少ないですが、国内の取引所を利用すれば日本円建てで取引することは可能です。

イーサリアムクラシックを取引するのにオススメな取引所は以下の通りです。

  1. bitFlyer
  2. DMMビットコイン
  3. OKEx
  4. Huobi

日本ユーザーであれば国内最大手のbitFlyerが便利

イーサリアムクラシックの取引所別の取引量を見てみると、OKExが50%以上を占め、それ以下にも海外の大手取引所が続きます。

日本国内の取引所の中ではbitFlyerとDMMビットコイン、GMOコインがイーサリアムクラシックを取り扱っていますが、どちらも海外の取引所と比べられるほど取引高は多くありません。

それでも、特に国内最大手のbitFlyerであれば日本語でのサポートや日本円での取引、プラットフォームの使いやすさ、セキュリティや運営面での安心、金融庁への取引事業登録制など多くの恩恵を受けることができます。

取引量にこだわるのであれば海外の取引所が圧倒的ですが、日本人にはbitFlyerなどの国内大手の取引所がオススメです。

イーサリアムクラシック(ETC)の将来性は?これから価格は上がる?

現時点ではイーサリアムの将来性は高いと考えています理由は以下の3つです。

  1. ハードフォークによるトークン配布が起爆剤となる
  2. イーサリアムとの価格連動による価格上昇の期待
  3. 専用モバイルウォレットのリリースによる利便性が向上する
ひとつずつ詳しく解説していきます。

ハードフォークによるトークン配布が起爆剤となる

カリストはイーサリアムのプロトコルを利用して作られた新しいトークンです。

この新しいトークン、カリストの開発の目的は、イーサリアムクラシックのスケーラビリティ問題を解決するための技術開発とスマートコントラクトの簡素化と言われています。

そんなカリストが、2018年3月にイーサリアムクラシックの保有者を対象にエアドロップされました。

エアドロップとは、特定の仮想通貨の保有者に対して無料で別の仮想通貨を配布するユーザーにはお得なイベントです。

今回のエアドロップでは、イーサリアムクラシックは一時的な値下がりを記録したようです。

エアドロップを受け取った投資家の投げ売りも一因だと言われていますが、エアドロップの発表から実施されるまでの注目度は大きなものがありました。

今後もハードフォークなどによるエアドロップのチャンスがあれば、価格変動の起爆剤として期待できるでしょう。

イーサリアムとの価格連動による価格上昇の期待

その時価総額の大きさから、イーサリアムはビットコインについで最も期待される仮想通貨だと言っても過言ではありません。

特にスマートコントラクトなどの技術では常に他の仮想通貨をリードしている印象です。

イーサリアムクラシックも技術的にはイーサリアムとほぼ変わらないとされており、その類似性からイーサリアムと同じ値動きをする傾向にあると考えられています。

イーサリアムクラシックは、誕生してから比較的日が浅い仮想通貨ですが、イーサリアムは以前から活発に研究開発や企業や金融機関との連携を継続的に行なっています。

こう言った活動からイーサリアムが評価され、価格が高騰すれば、その値動きに連動してイーサリアムクラシックでも同様の動きが発生することは十分に想定できます。

専用モバイルウォレットのリリースによる利便性が向上する

イーサリアムクラシックは、2018年の3月に独自ウォレットをリリースしており、さらに続く4月末にはモバイルウォレットをリリースすることを予定しています。

モバイルウォレットは店頭での決済などには必須のツールで、ユーザーの便利なオプションとなることは間違いありません。

この独自ウォレットとモバイルウォレットのリリースは、イーサリアムクラシックにとって価格にも好影響のあるグッドニュースとなるでしょう。

イーサリアムクラシック(ETC)とはどんなコイン?

イーサリアムクラシックはハードフォークから生まれたコイン

イーサリアムクラシックはイーサリアムのハードフォークによって2016年7月に誕生した仮想通貨です。

イーサリアムのクローン通貨と呼ばれることもあり、基本的には同じ様な性能を兼ね備えています

DAO事件とイーサリアムの関連性

そもそもイーサリアムクラシックが開発された経緯は、DAO事件というハッキング被害が発端になっています。

発表によると、イーサリアムがTHE DAOと呼ばれる新トークンを発行した際に、システムの脆弱性を突かれ、日本円で約50億円分のイーサリアムが盗まれたと言われています。

このハッキングによる被害は、一般的にはリプレイアタックと呼ばれ、新しい通貨を分岐させる際などのリスクとして認知されており、イーサリアムのトークンであるTHE DAOは標的とされたのです。

そのシステムの脆弱性をカバーするためにハードフォークされ、誕生したのがイーサリアムクラシックというわけです。

時価総額と発行上限数

イーサリアムクラシックの時価総額は、2018年4月現在で1500億円を越え、仮想通貨ランキング全体の15位前後を推移しています。

通貨の発行上限数は2億1000万通貨と仮置きされていますが、正式には未定となっています。

イーサリアムクラシック(ETC)の良い点

イーサリアムの基本性能をそのまま受け継いでいる

イーサリアムクラシックは、イーサリアムの基本性能をほぼそのまま受け継いでいます。

優れたスマートコントラクトも同様に利用でき、契約の自動化を実現することができます。

イーサリアムと同じくブロック生成の時間も比較的早く、分散型アプリケーションDAppsの利用などにも対応しています。

非中央集権を明確に掲げている

イーサリアムとイーサリアムクラシックは機能的にはほぼ変わらないとされていますが、大きく異なるのが仮想通貨システムのあるべき姿の捉え方です。

イーサリアムはどちらかというと運営機関が実権を握る中央集権型の仮想通貨だと表現されることがありますが、イーサリアムクラシックは非中央集権型の仕組みづくりを明確に掲げています。

イーサリアムクラシックはCode is Low、つまりプログラムによる最大限の統制を正とする理念に乗っ取って開発を進めています。

もともと、ハッキングが発端となって開発された仮想通貨なので、取引の透明性やセキュリティ面に重きを置いていると言えるのかもしれません。

承認アルゴリズムはEthashからCasperの採用へ

Ethashとは、イーサリアムにも実装される承認アルゴリズムで、基本的にはPoW (プルーフ・オブ・ワーク)形式です。

通常のPoWアルゴリズムと比べて、EthashのいいところはASIC耐性が備わっている点で、マイニングリソースの寡占化を防ぐことができるのです。

現在、イーサリアムクラシックにもこのEthashが実装されていますが、イーサリアムクラシックの開発計画としてはPoS (プルーフ・オブ・ステーク)形式の新アルゴリズム、Casperへの移行を検討しています。

この承認アルゴリズムの変更によってセキュリティ面や効率面での強化が期待できます。

イーサリアムクラシック(ETC)の悪い点

イーサリアムとの差別化を行わなければ市場の取り合いとなる

イーサリアムと機能や性能に大差がないということは、優れた仮想通貨としての証明でもありますが、イーサリアムクラシックの独自性を生み出すためにはマイナスの要素として働きます。

現状を見てみると、ハードフォークされた仮想通貨はたいていの場合、どちらも取引できる状態として残り、ビットコインやこのイーサリアムの例を見てみるとオリジナルの仮想通貨の人気が継続します。

イーサリアムの人気はビットコインについで2位となっており、対するイーサリアムクラシックは15位前後です。

イーサリアムクラシックは差別化要素として、非中央集権型の仮想通貨システムを掲げていますが、イーサリアムを越え、地位を確固たるものとするためにはさらなる差別化要素が必要となります。

イーサリアムとの組織力に大きの差がある

イーサリアムは、イーサリアム団体によって運営管理さています。

イーサリアム財団は、イーサリアムの人気と開発力を背景に資金調達やプロジェクトの立ち上げなどに大きな力を持っています。

それに比べるとイーサリアムクラシックの運営チームは小さく、単純な規模だけでは差があります。

イーサリアムクラシックはイーサリアムの特性を受け継ぐ優秀な仮想通貨なだけにさらなる開発に費やせるリソースと資金援助などのバックアップが今後の成長の鍵となりそうです。

まとめ

イーサリアムクラシックは、イーサリアムのDAO事件というハッキング被害がきっかけで開発されたクローン通貨です。

非中央集権型の仮想通貨としての理念を掲げるなど差別化されている部分はありますが、スマートコントラクトなどのイーサリアムの基本的な性はそっくりそのまま受け継いでいます。

今後、イーサリアムとの関係性や位置付けがどのようになっていくのかはわかりませんが、イーサリアムクラシックへの投資を検討しているのであれば、今回紹介した情報を参考にして見てください。