TRON(TRX)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

国内に巨大な市場を抱える中国は、新しいテクノロジーへの投資が盛んに行われており、それはブロックチェーンや仮想通貨も例外ではありません。

今回は、そんなテクノロジー大国の中国が生んだ、エンターテインメントに特化した仮想通貨TRONを紹介します。

オススメの取引所から、仮想通貨の特徴、将来性まで紹介します。

TRONを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

日本の事業者もアルトコインの取り扱いに力を入れているのですが、現時点では残念ながら国内の取引所ではTRONの取り扱いはありません。

したがって、海外の取引所の口座開設を行う必要があります。

海外に目を向けると、中国や韓国、欧米に拠点を置く取引所が数多くTRONを取り扱っているので、選択肢は豊富にあります。

TRONの通貨ペアはそのほとんどがビットコイン建てとイーサリアムで建てとなっており、アメリカドルやユーロなどの取引量はさほどありませんが、一部取引所は法定通貨での取引が可能です。

条件にこだわりすぎなければ、ある程度好きな取引所を選ぶことができるTRONですが、取引にオススメの取引所は以下の通りです。

  1. Binance
  2. Bittrex
  3. Upbit
  4. Bit-Z

TRONの取引量最大のBinanceなら安心

TRONの取引量を見てみると、Binanceが全体の約45%を占めており、ダントツの1位となっています。

Binanceは香港に拠点を置く取引所なので、中国発のTRONの取引量が多いのも頷けます。

それ以下は、Bittrex、Upbit、Bit-Z、Huobiがそれぞれ10%程度づつのシェアを握っています。

取引量から見るとこれらの取引所は選択肢に入れても良いかもしれませんが、大手の安心感、日本ユーザーへの対応、流動性のリスクなどを考えるとBinanceが最善の選択肢でしょう。

TRON(TRX)の将来性は?これから価格は上がる?

現時点ではTRONの将来性は高いと考えています理由は以下の3つです。

  1. 中国・アジアの経済圏への拡大に強みを持つ
  2. 話題の犬育成ゲームLOVEPETをリリース
  3. 大手音楽ストリーミングサービスとの提携
一つずつ詳しく解説していきます。

中国・アジアの経済圏への拡大に強みを持つ

TRONは中国国内企業との連携はもちろんのこと、アジアの経済圏進出にも力を入れています。

その例に、シンガポール発の自転車シェアリングサービスoBikeにTRONプラットフォームでの支払いが採用されました。

oBikeはアジア中心に急速に市場を拡大しているサービスで、特徴は道路沿いなどにある駐輪場などに返却できることで、特別なサイクルステーションを必要としません。

また、TRONはBaofengという中国国内に2億人ものユーザーを抱える動画ストリーミングサービスとの提携により、ブロックチェーンによる新しいシステムづくりに貢献しています。

SNSの世界では、GSC.socialという億単位のユーザー規模を誇るサービスと提携しており、こちらもブロックチェーンでの新しい試みということで、システム構築が成功に向かえば、プラットフォーム上でのTRONの需要拡大が見込めます。

話題の犬育成ゲームLOVEPETをリリース

TRONは2018年の1月に犬育成ゲームのLOVEPETをリリースし話題となっています。

ゲームの内容はまず手持ちのTRONで犬を購入し育成し、その育成した犬を再販売することで購入額の50%から150%程度の仮想通貨を回収することができるという、エンターテインメントに特化した仮想通貨ならではの発想です。

LOVEPETの開発Game.comとの共同開発で、今後もブロックチェーンを活用したゲームの開発に期待がかかります。

大手音楽ストリーミングサービスとの提携

Peiwoは大手音楽ストリーミングサービスで、2018年1月にTRONとの提携を発表しました。

内容は、TRONを決済通貨としてたギフト購入や、Peiwoプラットフォーム上での出金や送金などに段階的に対応していくとのこと。

音楽のストリーミングサービス市場は中国でも拡大していく見通しで、Peiwoと提携することでTRONは決済通貨としての普及を目指す方向です。

TRON(TRX)とはどんなコイン?

中国発のエンターテインメントに特化した仮想通貨

TRONはエンターテインメントに特化した仮想通貨で、当時28歳であったジャスティン・サン氏によって考案されました。

サン氏は、リップルの開発などにも関わっており、さらには上記で紹介した音楽ストリーミングサービスPeiwoのCEOでもあり、まさに中国ではテクノロジーとエンターテインメントをつなぎ新しい市場を生み出す重要人物とも言えます。

コンテンツを作ることに特化した仕組み

TRONは、SNSやモバイル技術の発展から今後は個人がクリエーターになる時代と予測しており、世界的な無料のコンテンツエンターテインメントシステムを構築することを目標と掲げております。

TRONのプラットフォームでは、ブロックチェーンを利用して、分散型のコンテンツを作成、配信することができます。

その上で、個人間でも利用可能な仮想通貨のペイメントシステムを取り入れながら、今後のエンターテインメント市場の方向性に適応しようとしています。

発行上限と時価総額

TRONの時価総額は日本円で3000億円近くまで上昇しており、仮想通貨市場全体で2018年3月時点では第12位の規模を誇ります。

発行上限は1000億枚と桁違いに多いこともあり、1通貨あたりの価格は数円単位と低空飛行を続けています。

現在では、発行上限の60%程度が市場に流通しています。

TRON(TRX)の良い点4つ

UTXOでプライバシーの保護を実現する

UTXOはUnspent Transaction Outputという口座残高を管理するシステムです。

実はイーサリアムやネムといったメジャーな通貨にもこれと類似するアカウントベースの残高管理機能が備わっています。

このアカウントベースの残高管理の弱点は、口座のアドレスと残高情報が直接的に紐付いてしまうことで、プライバシーの保護がおろそかになったり、リプレイアタックと呼ばれるハードフォーク後の不正行為に弱くなってしまいます。

TRONに実装されるUTXOは、トランザクションが発生する都度に新しい口座アドレスを発行するので追跡が難しく、アカウントベースが抱える問題点を克服しています。

特にTRONは個人のクリエーターなどが利用することが想定されるので、UTXOは重要度が高い機能と言えます。

クリエイターの収益化を助けるスマートコントラクト

スマートコントラクトは条件設定による契約の自動化で、イーサリアムなど多くの仮想通貨システムに実装される機能です。

TRONにもスマートコントラクトが実装されており、企業や個人のクリエーターの収益化を手助けします。

例えば、サブスクリプション型のゲームを配信する際には、無料期間の設定や利用するプランによる料金の変更などスマートコントラクトで記述すれば、柔軟な収益化が可能となります

6段階アップデートで機能を拡充する

TRONは長期的なロードマップが公開されており、今後6段階のアップデートを検討していることを明らかにしています。

その6段階とは、Exodus、Odyssey、Great Voyage、Apollo、Star Trek、Eternityに区切られており、最終段階のEternityが完了するのは約10年後の2027年の計画となっています。

ちなみに、一番初めのExodusは2018年12月までの完了を目標としており、分散コンテンツに基づいたアップロード、保存、配布の仕組みを構築することがミッションとなっています。

その後も、エンターテインメントに特化したブロックチェーンシステムとしての発展に注力し、機能を拡充していく予定です。

PoSで効率的な取引承認を行う

TRONの取引承認のシステムはPoS (プルーフ・オブ・ステーク)を採用しています。

PoS最大の特徴は、信頼度が高いマイナーにおける高速な取引承認ですが、コンテンツを提供するTRONにとっては適していると言えます。

ブロックの生成時間が数秒で完結するので、PoSを活用することでユーザーが購入する際に待ち時間を発生させず、コンテンツを即時提供することができるのです。

TRON(TRX)の悪い点1つ

詐欺コインではないかとの疑惑が一部上がっている

仮想通貨の一部コミュニティから、TRONは詐欺コインではないかという不安が広がっているようです。

理由は、公開されたソースコードから開発の進捗状況が思わしくないのではないかというユーザーの推測です。

もともとTRONは、6段階アップデートという10年計画を組んでいて、直近ですぐに動きがあるようなプロジェクトではありません。

一番近い最初のアップデートExdousでも2018年の12月完了の予定なので、正直なところまだまだ今後の進捗を見守らないとわからないという状況です。

まとめ

TRONはエンターテインメントに特化した仮想通貨、ブロックチェーンシステムです。

中国で開発されたということもあり、巨大な中国市場を取り込むチャンスも十分にあると言えます。

開発の進捗で一部ユーザーから不安の声が上がっていますが、今後開発がどのように進むのか見守る必要があります。

TRONに投資を考えているのであれば、今回紹介した情報を元に最新の情報をしつつ、判断してみてはいかがでしょうか。