ICON(ICX)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

イーサリアムはブロックチェーンの特性を利用した便利な機能”スマートコントラクト”を実装した仮想通貨として有名です。

しかし、仮想通貨の世界にはイーサリアムの他にもスマートコントラクトが使えるものも存在します。

今回は、韓国版イーサリアムと呼ばれるICONについて、売買できる取引所、特徴、将来性などをまとめて紹介します。

ICONを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

日本ではICONの知名度はそれほど高くはなく、取り扱っている取引所もありません。

となると選択肢は海外の取引所となるのですが、世界広しといえどもICONを取り扱っている取引所はかなり限られています。

取引に使う通貨もビットコインとのペアが大部分を占めていて、一部イーサリアムやアメリカドルを受け入れているところもあるという現状です。

ICONを取引したいのであれば、幅広い仮想通貨の種類を扱っている海外の取引所の口座を開設する他選択肢はなさそうです。

ICONを取引するためのオススメの取引所は以下の通りです。

  1. Binance
  2. Huobi
  3. OKEx
  4. HitBTC

ICON取引量で見るシェアはBinanceが圧倒的な独占状態を保つ

比較的マイナーな仮想通貨を取引するときは、取引量すなわち1日の出来高に注意を払わなければいけません。

理由は、取引量が低下すれば流動性リスクが上がり、好きなときに自由に取引できないと言う危険性を抱えてしまうからです。

ICONの場合、全体の取引量の90%以上を中国系の大手取引所Binanceが独占しています。

ビットコインのようにメジャーではない仮想通貨で取引量にこれだけの差があると、取引所としては大きなアドバンテージになります。

取引量第2位のHuobiも全体の6%程度の取引量を握っており、大手取引所として名も通っているので、悪い選択肢ではないでしょうが、ICONに限ってはBinanceのほかありえないと言えるでしょう。

Binanceは多くの日本ユーザーにとってなじみのある取引所なので、口座開設の手順や操作方法など日本語での情報収集ができる点もプラスです。

ICON(ICX)の将来性は?これから価格は上がる?

現時点ではICONの将来性は高いと考えています理由は以下の3つです。

  1. 韓国の規制緩和に価格高騰の期待がかかる
  2. 仮想通貨を支える有力なアドバイザー陣が参加している
  3. 3ヶ月足らずで価格は30倍の高騰を見せる
一つずつ詳しく解説していきます。

韓国の規制緩和に価格高騰の期待がかかる

韓国はこれまでに何かと社会問題にもなっていた仮想通貨に対して、比較的厳しめの対応を取ってきました。

2018年1月には無記名口座での取引を禁止、出金先を韓国内の特定の金融機関に制限するといった対応を見せてきたため、仮想通貨に対しては規制強硬路線だと推測されていました。

しかし、2018年2月下旬に韓国金融監督院の院長が仮想通貨に対して厳しい視点を一転し、仮想通貨ビジネスの正常化によりブロックチェーン技術の発展を支援したい方針であることを表明しました。

この韓国政府の対応の変化は、韓国版イーサリアムと呼ばれるICONにとって大きな追い風となります。

今後の規制緩和や政府との連携、ブロックチェーン技術発展に向けた支援など直接的な動きが見られるかもしれません。

仮想通貨を支える有力なアドバイザー陣が参加している

ICONは比較的新しい仮想通貨ですが、その運営基盤は強固なものとなりつつあります。

発表されているアドバイザー人には、世界的なベストセラーブロックチェーン革命などを著書とするドン・タプスコットやその他にもブロックチェーン、モバイル技術などに精通したアドバイザー陣が揃っています。

ICONの開発ロードマップや普及のための今後の動きには注目です。

3ヶ月足らずで価格は30倍の高騰を見せる

ICONの公開は2017年の10月で、まだまだ新しい仮想通貨です。

それが2017年の1月にはピークとなる1通貨13ドルを超える価格を付けています。

公開時の価格が50セント未満なのを考えると、その高騰率は30倍と言うことになります。

もちろん、仮想通貨市場全体が盛り上がった時期に公開できたので、ツキも乗った面もありますが、陽の目を見ない仮想通貨もたくさん存在する中、3ヶ月足らずでこの成長は驚異的なものです。

ICON(ICX)とはどんなコイン?

韓国発のスマートコントラクト

NEOが中国版イーサリアムと呼ばれるのであれば、ICONは中国版のイーサリアムです。

本家のイーサリアムと機能やネットワーク面で比べられることが多々ありますが、独自スマートコントラクトや韓国国内企業との連携などで差別化を図ろうとしているようです。

ICON開発のコンセプトと目的

ICONは”Hyperconnect The World”と言うコンセプトのもとに非中央集権ネットワークでの経済圏の構築を目的に開発されています。

ICONプラットフォーム上で様々な機能を実現することで、金融、セキュリティー、保険、医療、教育、E-Commerceなどの様々な分野で決済サービスや送金、スマートコントラクトといった新しい経済活動を行うインフラとして機能する姿をICONは思い描いているようです。

ICONの親会社はDayli Financial Groupと呼ばれる韓国のフィンテック業界では最大手の企業で、Coinoneという韓国3本の指に入る規模を誇る仮想通貨取引所を運営しています。

発行上限と時価総額

ICONの発行上限は400,230,000通貨となっています。

新規通貨発行はマイニングなどでは実行されずに、C-repと呼ばれるICONが形成する独自コミュニティの代表者の協議で毎年決定します。

時価総額は2018年3月現在、全体で38位に位置しており、10億円程度の規模となっています。

ピーク時には時価総額ランキングでも10番台に食い込んできていた時期もありましたが、現在はやや下降気味といったところでしょうか。

ICON(ICX)の良い点4つ

LFTと呼ばれる独自コンセンサスアルゴリズムを採用

取引の承認は、独自のコンセンサスアルゴリズムであるLoop Fault Tolerance、通称LFTと呼ばれるものを採用しています。

ビットコインなどの不特定多数の承認者が競い合う方法とは違い、特定の信頼できる承認者のグループが投票によって取引承認の可否を決定するので、効率的というメリットがあります。

LFTは、BFT (Byzantine Fault Tolerance)26というアルゴリズムをベースに作られていて、取引承認されない、つまり承認者の投票により取引承認の合意が得られなかった時でもチェーンが分岐(フォーク)しないような設計になっています。

ICON NexusとLoopchainで柔軟性のあるネットワークを実現

ICONのネットワーク上には異なる独立したコミュニティーが存在します。

すなわち、コミュニティーごとにそれぞれ異なるブロックチェーンが存在すると言うことです。

それらのブロックチェーンは、ICON Nexusと言うバーチャル空間でLoopchain技術を駆使して互換性を有し、より大きなコミュニティーを形成します。

つまり、独立したブロックチェーンはこれらの機能とテクノロジーのおかげでコミュニティー間の送金処理や効率的な資金のやりとりを容易に実現できるのです。

コミュニティーをつなぐネットワークで活躍するICONのスマートコントラクト

ICONは、病院、銀行、大学、証券会社など主に韓国内の企業や機関と提携し、ICONネットワークに取り込んでいます。

このネットワークの中では仮想通貨を利用した決済や資金のやり取りだけではなく、スマートコントラクトも活用されます。

ICONのスマートコントラクトはSCORE (Smart Contract on Reliable Environment)と呼ばれています。

イーサリアムのスマートコントラクトとは違い拡張性が高くどのようなプログラミング言語での記述にも対応できるので、コミュニティーが増え需要が多様化したとしても問題ありません。

ICONickでウォレットのIDをニックネーム化できる

ICONのネットワーク上ではウォレットIDを任意の名前に変更することができます。

通常ウォレットIDは無意味な数字の羅列ですが、これをニックネーム化することでユーザビリティの向上が狙えます。

また、このニックネームはひとつのウォレットに対してひとつ、自由に1年間利用できるようになっていて、インターネットのドメイン名のようにユーザー間で売買できるようになっています。

ICON(ICX)の悪い点2つ

韓国政府と社会への極めて高い依存度

ICONは韓国版イーサリアムというだけに、韓国とは深いつながりがあります。

多くの韓国国内の企業と提携し、独自の経済圏を構築しようとネットワークを広げています。

2018年2月の政府の発表では、仮想通貨に関して問題はあるものの、ブロックチェーンの有用性を認めて共存関係を高めていきたいという旨の発表をしました。

それ自体はICONの将来性にとっては明るい材料なのですが、裏を返せば韓国政府への依存度が高いということになります。

今後、どのような形で韓国社会に受け入れられていくのかはICONの価格に置いて最大のポイントとなりそうです。

ビットコインの価格とICONの価格は関連性が低い

ICONは基軸通貨であるビットコインと値動きにおいて相関性は比較的低いとされています。

それが必ずしもデメリットとなるわけではないですが、ICONに投資をするのであれば、市場全体の動きよりもICON個別の動きに注意が必要になります。

まとめ

韓国版イーサリアムと呼ばれるICONは、韓国企業との深い関わりを持ち、それを最大限に生かしている印象のある仮想通貨です。

本家のイーサリアム、中国版のイーサリアムNEOと比べると狙える市場の大きさは限られてくるかもしれませんが、仮想通貨大国の韓国だけに本格的な素早い普及も望めます。

韓国企業を中心にネットワークにどんどん取り込んでインフラ基盤を築いているだけに実用化には期待が持てます。

反面、韓国政府の明確な動きは気になるところです。

ICONの投資を考えているのであれば、そこを中心に情報をウォッチして投資を検討してみてはいかがでしょうか。