ネオ(NEO)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

幸か不幸か偽札問題やシャドーバンキングなど通貨の社会的信用に問題を抱えていた中国は、仮想通貨の浸透が速く今では仮想通貨先進国と呼ばれています。

10億人以上の巨大なマーケットを抱える中国は、仮想通貨やブロックチェーン関連技術の開発も盛んです。今回は、そんな中国と深いつながりがある仮想通貨、ネオについて、オススメの取引所から、将来性まで紹介したいと思います。

ネオを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

ネオは中国で主に流通している仮想通貨なので、基本的には中国の取引所か、幅広い種類の仮想通貨を扱っている大型の取引所の口座開設が必要になります。

主な取引通貨ペアは、アメリカドルとの交換レートが保証されているUSDTが約35%を占め、ビットコインが約27%、残りが韓国ウォン、アメリカドル、イーサリアムの通貨ペアとなっています。

残念ながら、2018年3月時点では、日本国内でのネオの取り扱いはなく、日本円で取引に対応している取引所も存在しないようです。

ネオの取引ができるオススメの取引所は以下の通りです。

  1. Binance
  2. Upbit
  3. Bitfinex
  4. OKEx

流動性と使いやすさの点でBinanceがオススメ

Binanceはネオの世界最大の取引量を誇る仮想通貨取引所です。

そのシェアは40%を以上を超え、2位のUpbitに大きく差を付けています。

ネオは中国では人気の仮想通貨ですが、ビットコインやイーサリアムなどの上位仮想通貨と比べると世界的知名度はまだまだで、取引量は決して多いとは言えません。

マイナーな仮想通貨と呼ぶほどではありませんが、流動性リスクの高さは否めません。

その点、取引量が大きいBinaneで取引すれば、十分な流動性が確保できるので安心です。

また、Binanceは日本語対応にも力を入れており、日本人のユーザーも問題なく受け入れています。

Binanceよりもネオを安価に購入できる仮想通貨はあるかもしれませんが、上記2点を考慮するとベストな選択と言えるかもしれません。

ネオ(NEO)の将来性は?これから価格は上がる?

巨大な中国の経済圏を取り込む可能性がある

キャッシュレスの動きが進む中国では、電子通貨や仮想通貨がその役割を果たそうとしています。

ネオは中国ではメジャーな通貨で、仮想通貨の普及が進み、多くの中国国民が利用することになれば、それだけで十分な需要を生むでしょう。

それに加えて、ネオは中国のつながりが強く、ITサービスで中国の巨大なマーケットはWeChatやバイドゥ、アリペイ、ハードウェアではシャオミやファーウェイなど協業可能なパートナーは数多く存在します。

ネオは決済サービスのアリペイを提供する中国大手IT企業アリババとは既に協業関係にあると報じられています。

これらを考えると、中国国内だけでもネオの需要が拡大するチャンスは十分にあると推測されます。

マイクロソフトと開発者向けのコンテストを開催する

2018年3月にマイクロソフトと共同で開発者向けのコンテストを開催することが発表されている。

コンテストは、ネオのブロックチェーンとマイクロソフトの開発環境およびツールを使って、アプリケーションを開発するといった内容。

開発者の発掘とブロックチェーン技術開発のためのエコシステム強化が目的とされており、これによりマイクロソフトとネオの関係が強化されるとみられています。

ネオ(NEO)とはどんなコイン?

過去には名称変更された

もともとはアントシェアーズ(Antshares)という名称で2016年10月から大手取引所で取り扱われるようになりました。

2017年6月に名前をネオに変更し、広く知られることになりました。

Smart Economyの実現を目的とする

伝統的な経済の対比として、ネオはSmart Economy (スマートな経済)という言葉を使って開発の目的を定義づけています。

ネオは、ブロックチェーン技術と電子データによる属性情報(デジタルアイデンティティ)の管理技術を基礎に、資産をデジタル化し、スマートコントラクトを利用して資産の管理を自動化することでその目的を実現しようとしています。

その経済の形は、全てデジタルなネットワーク上で完結する非常に効率的なものだと考えられます。

2つのトークンNEOとGASが存在する

ネオは仮想通貨プラットフォームであり、そのプラットフォームの基軸通貨もNEOと呼ばれます。

ネオプラットフォームにはNEOと他にもうひとつGAS (ガス)という通貨が存在します。

GASはスマートコントラクトの作成や使用に消費され、その通貨はマイナーやNEOホルダーに報酬や配当という形で付与されます。

なのでGASは配当やマイニング報酬に使われるNEOの補助通貨だと覚えておけば問題ないでしょう。

中国版イーサリアムと呼ばれている

ネオの開発は中国のベンチャー企業、Onchainが行なっており、現在でも中国とは深い関わりを持っていて、中国市場を中心に普及しています。

そんなネオですが、スマートコントラクトが使えることから、中国版イーサリアムと呼ばれ、よく比較されたりします。

発行上限と時価総額

ネオの発行上限は1億通貨と比較的多く、現在までに7割ほど発行されています。

時価総額は全体で6位と比較的高く、4500億円を超えるところまで来ています。

ネオ(NEO)の良い点

NEO Smart Contractと呼ばれる独自のスマートコントラクト

NEO Smart Contractは、確実性、拡張性を兼ね備えた高性能なスマートコントラクトと位置付けられています。

イーサリアムのスマートコントラクトとの違いは任意の言語でスマートコントラクトを書くことができることで、ネオはC#、VB.Net、F#、Java、Kotlinという言語に対応しています。

さらに、今後はC、C++、Python、JavaScriptといったメジャーな言語にも対応する予定で、どれかひとつでもプログラムの知識があれば新しい言語を覚えることなくスマートコントラクトを作り出すことができます。

またパフォーマンスの面でも、軽量の仮想マシン(仮想化されたコンピュータリソース)使用することで素早いスマートコントラクトの実行を実現しています。

DBTFによる素早い取引承認

ネオのブロック生成時間は15秒から20秒と非常に高速です。

その理由は、ネオが独自に採用するDBFT (Delegated Byzantine Fault Tolerant)にあります。

DBFTはPoS (プルーフ・オブ・ステーク)に分類されており、ネオの通貨保有数と通貨保有期間が信頼性の指標としてブロック生成の権限に大きく影響して来ます。

DBFTでは、ネオの通貨保有者がブックキーパーと呼ばれる代表者を投票によって決定し、そのブックキーパーたちが取引の承認を行います。

PoW (プルーフ・オブ・ワーク)とは異なり、膨大な情報処理能力での競争とならないため、比較的少ないリソースでブロックを生成することができるのです。

NEONウォレットに保管すると仮想通貨での配当がもらえる

ネオは通貨を保有すること自体に価値がある仮想通貨です。

株式投資のように配当金が支給されるような仕組みになっており、NEONウォレットという専用ウォレットにネオを一定期間保管するとGASが配当されます。

その時のGASのレートにもよりますが、年利7%程度になることもあるそうです。

DAppsで必要な機能はほぼ全て実装できる

ネオは仮想通貨プラットフォームとして非常に優秀で、それが数多くのICOに利用される理由でしょう。

DAppsはDecentralized Applicationsの略で、ブロックチェーンを利用した中央管理者が不要な自立型アプリケーションです。

ネオプラットフォームは30以上のDAppsをリリースしており、これらを簡単にプラットフォーム上で実装することができます。

例えば、ID承認ツール、権利管理、決済システム、オフチェーン拡張ソリューション、中国市場向けのニュース配信、ゲームアプリケーションなどの機能がDAppsという形で提供されています。

量子コンピューターへの耐性がある

量子コンピューターの登場は仮想通貨にとって想定される脅威として認知されていますが、ネオは対策として半量子暗号メカニズムNeoQSを実装しています。

NeoQSによって量子コンピューターの計算量でも短時間でブロックチェーンの暗号技術を読解されることは回避できるようです。

ネオ(NEO)の悪い点

規制を強める中国政府の動きがリスクとなる

中国で広く普及するネオは中国政府の動きが価格に大きな影響を与えることが想定されます。

中国政府は2017年の9月に中国国内におけるICOを規制すると発表しており、ネオは1割程度根を下げる局面がありました。

仮想通貨に対する中国政府の方向性はまだ定まっていないようですが、中央銀行が発行する仮想通貨を実験的に開発しているなどと情報も報道されており、民間の仮想通貨を排除する可能性も出て来ました。

中国国内でのネオをはじめとする仮想通貨の普及は中国政府の手にかかっているので、保有者にとっては仮想通貨規制の動きは当然リスクとなります。

代表民主主義的な仕組みはうまくいくのか

ネオ独自のDBFTでの取引承認にはメリットもありますが、当然デメリットも存在します。

ブックキーパーを選出する代表民主主義的な投票は一見フェアには見えますが、投票権がネオの保有量によって変動するので多く保有する人が大きな権力を握ることになります。

ネオの発行上限1億通貨の内約半分をネオの自治を行うNEO協議会という団体が保有しています。

このネオの使い道については公表されているようですが、この協議会の思惑次第で公平性を失ってしまう可能性があることは事実です。

まとめ

ネオは独自のスマートコントラクトを実装した中国版イーサリアムと呼ばれるにふさわしい仮想通貨です。

昨日の拡張性も素晴らしく、DAppsという形でプラットフォーム上で実装できる機能がどんどんと開発されています。

ただし、中国の市場や政府の動きには大きな影響を受ける仮想通貨で、今後も中国の動きをウォッチする必要がありそうです。

この記事を参考にぜひネオへの投資を検討してみてください。