ビットコインキャッシュ(BCH)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

仮想通貨にはハードフォークと呼ばれる技術的アップデートはつきもので、多くの仮想通貨で実施されています。

ハードフォークされた仮想通貨は、新しい銘柄として取引所に上場され取引されます。

過去には、イーサリアムやビットコインもハードフォークを経験しており、それぞれ特性を受け継いだ新しい仮想通貨が生まれています。

今回は、ビットコインのハードフォークによって生まれたビットコインキャッシュのオススメの取引所と仮想通貨の特徴などを紹介します。

ビットコインキャッシュを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

通貨ペアでビットコインキャッシュの取引量を見てみると、ビットコイン、アメリカドル、そしてアメリカドルへの換金レートが保証されているテザー(USDT)で全体の85%を占め、海外の市場で活発な取引が行われていることがわかります。

取引所別で見ると、意外にも中国の大手取引所、OKExを通しての取引が4割近くを占めています。

日本国内では、金融庁登録の仮想通貨交換事業者の中で11社がビットコインキャッシュを取り扱っており、国内の取引所の口座からでも取引が可能です。

ビットコインキャッシュを取引するためのオススメの取引所は以下の通りです。

  1. Zaif
  2. QUOINEX
  3. OKEx
  4. hubio

海外の取引価格と比べても安価に購入できるZaif

ビットコインキャッシュは多くの取引所でビットコインとの通貨ペアを採用していますが、Zaifでは日本円での直接取引が可能です。

仮想通貨同士での通貨ペアだと二重にリスクをとることになるので、日本のユーザーにとってはありがたい選択肢です。

Zaifでのビットコインキャッシュの取引価格は世界的に見ても最も安い部類に入ります。

ビットコインキャッシュの平均価格よりも、日本円換算で2000円から3000円安く購入することができます。

取引量も国内の取引所では一番大きいので、流動性の面でも安心して取引できるでしょう。

ビットコインキャッシュ(BCH)の将来性は?これから価格は上がる?

アメリカ最大の取引所への上場で需要拡大が期待される

コインベースはアメリカ最大の仮想通貨の取引所で、2017年の12月にビットコインキャッシュの取り扱いを開始しました。

コインベースはユーザーにモバイルアプリを提供しており、そのアプリはiOSのアプストアで部門首位を獲得したことがあるほどの高評価を受けています。

今まで、中国市場での需要拡大が目立ったビットコインキャッシュですが、ライトユーザーを含む北米市場の更なる開拓に期待がかかります。

ビットコインATMでの利用が可能になる

ビットコインATMはウォレットや取引所などと連動したサービスで、仮想通貨を現金に換えて街中に設置されたATMから引き出すことができます。

アメリカで比較知名度のあるビットコインATMサービス企業、Atena Bitcoinは、ビットコインキャッシュを対応通貨に加えることを2018年の2月に入って発表しました。

Atena BitcoinのATMは他のサービスプロバイダーに先駆けてビットコインキャッシュに対応することを決めており、結果次第では他社もビットコインキャッシュの対応を検討することでしょう。

4億9000万円の開発資金調達に成功

ビットコインキャッシュの性能向上を目的としたプロジェクト、Terabのために、CoinGeek.comが4億9000万円相当の資金提供を行うことが2018年1月に発表しました。

Terabは、Lokadというフランスの組織が管理するオープンソースプロジェクトで、ブロックチェーン研究のスペシャリスト、nChainからの技術サポートを受けています。

このプロジェクトが成功すれば、ビットコインキャッシュが抱えるスケーラビリティの問題を一気に解決することができると期待されています。

ビットコインキャッシュ(BCH)とはどんなコイン?

ビットコインからハードフォークして誕生した仮想通貨

2018年の8月にビットコインがハードフォークをして誕生した仮想通貨がビットコインキャッシュです。

ビットコインはもともと取引承認の遅延や送金手数料の高騰などといった、いわゆるスケーラビリティの問題を抱えていました。

ビットコインキャッシュへのハードフォークは、このスケーラビリティ問題の解決策としての必要な措置で、結果として、ビットコインキャッシュはビットコインに比べて高いパフォーマンスを発揮する仮想通貨として生まれ変わりました。

時価総額と発行上限枚数

ビットコインキャッシュは、時価総額2兆円を超える大型の仮想通貨です。

その時価総額は仮想通貨全体のランキングで、ビットコイン、イーサリアム、リップルに次いで第4位につけています。

通貨の発行上限数はビットコインと同じで、2100万通貨となっていて、現在までに約1700万通貨が発行されています。

PoW (プルーフ・オブ・ワーク)での取引承認

従来のビットコインと同じように、取引承認はPoWで行われます。

ブロック生成の理論値も10分間とビットコインと変わりません。

ただし、マイニングのアルゴリズムには仕様変更が加わっており、そこがビットコインとは違う点となっています。

ビットコインキャッシュ(BCH)の良い点

ブロックのサイズを1MBから8MBへ拡大した

利用者が増えるにつれて、ビットコインは送金遅延の問題を抱えるようになりましたが、その解決案としてひとつのブロックの容量を拡大するという方法が考案されました。

大きいブロックサイズは一度により多くの情報を処理できるので、送金スピードが上がると考えられており、ビットコインキャッシュではブロックサイズは8MBと拡大。

ビットコインのブロックサイズが、1MBであったのを考えると、大幅なスケールアップで、ビットコインと比べて高い処理能力を誇することができるのも納得です。

DAAによるマイニングの難易度調整が可能となった

DAAとは、Difficulty Adjustment Algorithmの略称で、仮想通貨の世界では、マイニングの難易度を調整するアルゴリズムのことを指します。

ビットコインにもNDA (Normal Difficulty Adjustment)と呼ばれる、難易度調整機能が内蔵してありましたが、あまりにも長期的で2週間に一度の調整しか行わないようになっていました。

これでは、2週間のスパンでマイニングの”ムラ”が発生してしまいます。

その改善策として、ビットコインキャッシュはEDAを実装しており、10分間毎の難易度調整を可能にし、安定的なマイニングの促進を実現しました。

新しいハッシュアルゴリズムの採用でセキュリティ面も強化された

ビットコインキャッシュでは、新しくSIGHASH_FORKIDフラグをハッシュアルゴリズムとして採用しています。

ハッシュアルゴリズムは、手持ちの仮想通貨を他人に許可なく送金するのを防ぐ役割を果たす基礎技術です。

これを刷新し、強化することで、リプレイアタックと呼ばれるハードフォーク時のセキュリティの脆弱性排除や、ハードウェアウォレットのセキュリティ向上を実現しました。

ビットコインキャッシュ(BCH)の悪い点

類似通貨間でパイの取り合いが起こる可能性がある

ビットコインはハードフォークを繰り返しており、今後もハードフォークが予定されています。

現在わかっているだけでも、ビットコインダイアモンド、ビットコインキャッシュプラス、ビットコインシルバー、スーパービットコイン、ビットコインプラチナム、ビットコインウランなどがあります。

それぞれアップデートによる改善点はあるといえども、その類似性は高いといえます。

ビットコインキャッシュは、現在のところ順調に時価総額を伸ばしており、高い位置につけていますが、今後はこういった類似通貨間でパイの取り合いが発生するかもしれません。

仮想通貨市場が伸びている間は、全体のパイもどんどん大きくなるので影響は少ないかもしれませんが、市場全体の勢いに陰りが見える時は注意が必要です。

SegWitを実装しないことによる懸念を抱えている

ビットコインキャッシュは、中国の最大手であるマイニング事業者の主導によって開発されました。

ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するためには別の解決方法もあり、ブロックチェーン外のネットワークを利用することもできます。

ビットコインに新しく実装されるSegWitという技術がそれにあたります。

SegWitでは、ブロックチェーン外のライトニングネットワークを利用するので、マイニング報酬は抑制されます。

ビットコインキャッシュはSegWitを実装せず、その狙いは開発者であるマイナーがマイニングによる利益を維持したいためと言われています。

このように、開発者であるマイナーの思惑が見え隠れし、ビットコインキャッシュの公平性やシステムの透明性の面で疑問に思う声が上がっています。

ブロックサイズが大きくなれば中央集権により近くなる

送金速度を上げるためにはブロックサイズを大きくすることが有効とされていますが、いいことばかりではありません。

ブロックサイズが大きくなると、マイニング需要の絶対数が相対的に小さくなり、マイナーの数は淘汰されていくことになります。

そうすると必然的に小規模なマイナーは離脱して、大規模なリソースを持つマイナーにシステム全体が依存する形になってしまいます。

ビットコインキャッシュのユーザーがこれを良しと思わなければ、いずれ価格にマイナスの影響を及ぼすことになるでしょう。

まとめ

ビットコインキャッシュは、ビットコインが抱えていたスケーラビリティ問題を解決するために開発された仮想通貨です。

ブロックサイズの拡大やマイニング の難易度調整のアルゴリズムの導入などで効果的な改善策を示しています。

ビットコインには、ハードフォークから生まれる多くの類似コインが存在しますが、ビットコインキャッシュがその中で生き残ることができるかは今後の展開にかかっています。

様子を伺いながら、ビットコインキャッシュへの投資を検討してみてください。