仮想通貨OKBの価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

世界最大級の仮想通貨取引所のひとつであるOKExが発行するトークンであるOKB(オーケービー)。

Binanceが発行するBNBを皮切りに2018年前半は多くの取引所トークンが発行され、人気を博しています。

この記事で仮想通貨OKBはどのような特徴を持つ仮想通貨なのか、その将来性や購入方法まで詳しく解説していきます。

仮想通貨OKBを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

2018年8月時点でOKBを購入できる国内の仮想通貨取引所はありません。

また現時点でOKBを購入できる海外の取引所は発行元のOKEx(オーケーイーエックス)のみとなっています。

OKEx公式サイトより引用

OKExはBinanceやHuobiと並ぶ大手の仮想通貨取引所の1つです。

時価総額ランキング上位の仮想通貨で1カ所でしか取り扱いがないものはほとんど見当たりませんが、OKBは2018年4月発行とまだ新しく、トークンとしての用途もOKEx内での利用に限定されています。

そのためOKBがOKExのみでしか取り扱いがないとしても大きなデメリットにはなっていません。

またOKExは取り扱い通貨数も多いためアルトコイン投資には有用な仮想通貨取引所となっています。

アカウント開設がまだでしたら、ぜひOKEx公式サイトをご覧になってみてください。

仮想通貨OKBの将来性は?これから価格は上がる?

記事執筆時点の2018年8月9日のOKBの時価総額ランキングは21位となっています。

筆者はOKBの時価総額ランキングは長期的にはまだまだ伸びると考えていますが、その理由を4つにまとめて解説していきます。

  • 世界最大級の仮想通貨取引所が発行する独自トークン
  • OKB保有者には毎週OKExが得た利益の50%が還元
  • 系列や提携の取引所で得た利益の20%をOKB買い戻しに使われる予定
  • 取引所トークンが乱立し相対的な価値が低下する恐れ

世界最大級の仮想通貨取引所が発行する独自トークン

OKBの将来性を知るためにはトークン発行元であるOKExの特徴や今後の可能性について知る必要があります。

OKExの基本情報をまとめたものが下記の表になりますので、見ていきましょう。

所在地 香港(マルタ共和国へ移転予定)
取扱通貨 約140通貨
基軸通貨 BTC/ETH/ETC/LTC/DOGE
レバレッジ取引 可能
取引手数料 Taker手数料:0.02%〜0.15%
Maker手数料:0.05%〜0.2%
ウォレット 公式デスクトップ、モバイルウォレットあり
取引所ランキング 取引高2位(8/10時点)

OKExはBinance、Huobiと並び中国系仮想通貨取引所のひとつであり、もともと北京に本拠地を置いていましたが中国政府の仮想通貨取引所への規制強化により香港に拠点を移しています。

近いうちに仮想通貨関連の法整備が進んでいる地中海に浮かぶ島国であるマルタ共和国に移転する予定となっています。

またOKExに上場している仮想通貨も約140種類と多く、手数料も安いため記事執筆時点でOKExの取引高は全取引所中2位となっています。

このように現時点でもOKExは世界トップクラスの仮想通貨取引所ですが、DEX(分散型取引所)の開発やパートナー取引所の増設など今後もさらなる拡大施策が予定されています。

OKB保有者には毎週OKExが得た利益の50%が還元

OKExは取引手数料から得た利益の50%をOKB保有者に還元しています。

その保有数に応じて毎週金曜日に配当があり、またOKBの配当率は4つのクラスがあります。

ブラックランク 50万枚以上
プラチナランク 1万枚〜50万枚未満
ゴールドランク 1000枚〜1万枚未満
シルバーランク 1000枚未満

プラチナランクで年利18%の配当となっており、配当やステークがある他通貨と比べても高い利率となっています。

このような高い利率はOKBを保有し続けるインセンティブになっているため、OKBは公開以降大幅な価格の下落がありません。

MyTokenより引用

上記画像はOKB上場以降の日足ベースの価格チャートになりますが、長期的には価格は上昇傾向にあり大きく価格が下降することもなく価格は安定しています。

系列や提携の取引所で得た利益の20%をOKB買い戻しに使われる予定

OKExはパートナー取引所を増やし、そこから得られる利益の20%をOKB買い戻しに使う予定となっています。

OKExは自社と提携するパートナー取引所を12カ所オープンする計画を発表しており、2018年7月末にはCoinall、8月にはOKGaExがオープンしています。

買い戻しによって流通量を減らしその通貨の希少性を上げることで、価格が上昇しやすくなります。

この買い戻しはBinanceやHuobiが発行するトークンでも実施されています。

高い年利の配当に加え、買い戻しによるOKBの希少性が上がることでOKBの価格上昇が起こりやすい環境になっていきます。

取引所トークンが乱立し相対的な価値が低下する恐れ

BinanceのBNBトークンの急激な価格上昇以降、取引所が発行するトークンは増え続けており、把握できないほどの数となっています。

さらに取引所トークンの中には配当として利益の80%を配分するものも出てきており、単純な数値の比較ではOKBの相対的な魅力は下がってきているのが現状です。

 

OKExには世界トップクラスの取引所が発行しているという大きなメリットがあります。

ですので今後も配当率や買い戻しの割合がOKBより大きいトークンは出てくると思われますが、OKExの取引所としての高い将来性や、トークンが取引所内で利用され保有し続けるインセンティブが強いことなどOKBには時価総額ランキングをさらに伸ばせるだけの材料があると筆者は考えています。

仮想通貨OKBとはどんなコイン?

OKBはERC20トークンとして発行

OKBはイーサリアムブロックチェーン上で発行されるERC20トークンとなっています。

ですのでマイイーサウォレットやHBwalletなどERC20トークン対応のウォレットであればどれでもOKBを保管することができます。

OKBの総発行枚数は10億枚

OKBの総発行枚数は10億枚となっています。

10億OKB中60%にあたる6億OKBがユーザーに割り当てられており、残り40%の4億OKBが開発チームと財団、投資家が保持しています。

10年かけてすべての枚数が流通

記事執筆時点での流通枚数は3億OKBとなっており、ユーザーに割り当てられている50%分となっています。

残り3億枚は2020年にキャンペーンやエアドロップでOKExユーザーに配布される予定となっています。

その他開発チームが20%分の2億OKBを、OKB財団、投資家がそれぞれ10%分の1億OKBを持っています。

またそれぞれが保有しているOKBには1年から最大10年ロックアップ期間が設定されています。

財団が保有する1億OKBは3年間のロックアップ、投資家が保有する1億OKBは2年間のロックアップ期間があるため、それぞれ2020年、2021年頃に流通されるようになります。

そして開発チームが保有する2億OKBは毎年2000万OKBが流通し、10年掛けて2億OKBのロックアップが解除されていきます。

まとめると2021年までに8億6000万OKBが流通し、その7年後の2028年に10億OKBすべてが流通するように設計されています。

OKBの様々な用途

  • OKB保有者は一部通貨の取引手数料無料
  • 先物取引時の保証金としてOKBを利用可能
  • 取引所に上場させたい仮想通貨に投票できる

上記の他にOKB保有者が優先して利用できる取引所のカスタマーサービスが提供される予定となっています。

主な取引所トークンとの比較

OKB BNB HT KCS
発行元取引所 OKEx Binance Huobi KuCoin
最大発行枚数 10億枚 2億枚 5億枚 2億枚
手数料割引 あり(一部通貨の手数料無料) あり(50%) あり(最大50%) あり(1000KCS保有毎に1%)
人気投票 あり あり あり あり
買い戻し あり(予定) あり あり あり

主な取引所トークンとOKBを比較してみました。

OKBは最大発行枚数が他の取引所トークンよりも多く、現時点では発行元による買い戻しがないことから流通量が多いことが特徴となっています。

しかし2018年7月の発表によるとOKExは今後OKEx提携または直轄の取引所を100カ所以上用意し、その各取引所の利益の20%をOKBの買い戻しに利用する予定となっています。

また主要アルトコインの取引でOKBを利用すれば、手数料が無料となっています。

仮想通貨OKBの良い点(メリット)

OKBで取引すれば主要アルトコインの取引手数料が無料

BCH/LTC/ETC/EOS/XRP/QTUM/DASH/NEO/IOTA/ZECの主要10種類のアルトコインの売買にOKBを使用すると取引手数料が無料となっています。

これらのアルトコインをよく売買するトレーダーであればOKBを使って取引するメリットが大きいため、OKBの需要増につながる良い施策となっています。

OKBはICOを実施していない取引所トークン

ICOをどのように実施したかにもよりますが、ICOで大きく資金調達したプロジェクトのトークンは上場以降は売りの圧力が強く価格が下落する傾向が見られます。

売り圧が高まる理由は、ICOで大きく資金調達すると取引所に上場したタイミングでは買いたい人より売りたい人のほうが多くなってしまうからと考えられます。

OKBはICOを実施していませんので極端に売り圧が高い状態にはなりづらく、価格は安定し、上昇しやすいと考えています。

運営が保有している総発行枚数の20%は保証に使われる

総発行枚数の20%にあたる2億OKBは運営チームが保有していますが、この2億OKBはハッキングや障害などによりユーザーに不利益があった場合の保証に使うことが想定されています。

もしOKExがハッキングによりOKBが盗難された場合は、この2億OKBから保証費用が捻出されます。

コインチェックのようにハッキング被害があった際に、自己資金で補填できる取引所は多くはありませんので、このような資金があることは投資家にとって安心材料となります。

仮想通貨OKBの悪い点(デメリット)

OKExによるOKBの買い戻しがない

記事執筆時点ではBinanceのBNBや、KuCoinのKCSのように運営による買い戻しがありません。

前述したようにOKExのパートナー取引所の利益の20%をOKBの買い戻しに使われる予定となっていますが、まだパートナー取引所は2カ所のオープンのみでどれくらいのOKBを買い戻すのかははっきりしていません。

その点BNBは四半期ごとに20%分のBNBを買い戻すなどわかりやすいため、OKBが20%近くまで買い戻すことができるのか、投資家にわかりやすく買い戻した数値を伝えられるのかなど注目していく必要があります。

中央集権型組織であるOKExにOKBは強い影響を受ける

中央集権型の組織によって運営されつづけることの賛否はここでは問いませんが、OKBの価値は取引所OKExやその運営チームに強い影響を受けます。

コインチェック流出事件のように仮想通貨取引所は常に犯罪者から狙われていて、ひとたび問題が発生すると被害金額も大きくなりがちです。

OKExのセキュリティの高さに関わらず、OKBはOKExの良いニュース、悪いニュースに強く影響を受けてしまうことには注意が必要になります。

仮想通貨OKBの今後(ロードマップ)は?

OKBはERC20トークンですが、今後独自ブロックチェーンへ移行する予定となっています。

OKExが分散型取引所(DEX)へ移行する可能性があるのですが、DEXにはトランザクションの処理に手数料がかかりますが、OKExがDEXへ移行したときその手数料として使われるのがOKBとなります。

ERC20トークンはすでに多くの人が医療しているウォレットで保管できたりとメリットも多いですが、DEX上でトランザクション処理のための燃料として使われるには向いていません。

イーサリアムのトランザクション処理能力に依存してしまうことがその理由です。

OKBを独自ブロックチェーンに移行することで、手数料が低くトランザクションが早いDEXを構築するつもりなのだと考えています。

しかしOKB自体のロードマップは公開されていないため、上記は憶測の域を出ていないことに注意してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2018年第2四半期は取引所トークンが非常に盛り上がっていました。

やはり保有しているだけで配当がもらえるタイプの仮想通貨やトークンには強い魅力があるということだと考えています。

とくに記事執筆時点のような仮想通貨全体のボラティリティが小さく停滞している時期には、売買以外で仮想通貨を増やせる仕組みに需要があるように感じています。

しかし最終的に生き残る取引所トークンは、まず第一に取引所として成功している必要があります。

その点OKExやBinance、Huobiなどは現時点に甘えること無くDEX開発や経済圏拡大などに努めているため、それらの独自トークンは有望と考えています。それでは!