イーサリアム(ETH)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

イーサリアムは、数あるアルトコインの中でも、比較的メジャーな仮想通貨です。

技術的な開発も、流通の拡大も精力的に行なっている印象がありますが、実際のところは将来性はあるのでしょうか。

今回は、そんなイーサリアムについて深く掘り下げて解説したいと思います。

イーサリアムを購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

イーサリアムは、日本よりも海外の方が比較的取引量が多いので、海外の取引所も視野に入れれば取引所の選択肢は大きく広がります。

しかし、セキュリティの問題や取り扱い通貨ペアのことを考えると、国内の取引所を利用した方が無難かもしれません。

2018年3月時点では、国内の登録事業者では大手含む約10の取引所がイーサリアムを取り扱っています。

イーサリアムの購入が可能なおすすめな取引所は以下の通りです。

  1. Zaif
  2. Binance
  3. みんなのビットコイン
  4. bitFlyer

総合力ならZaifが頭ひとつ抜けている

2018年3月初頭現在では、Zaifのイーサリアム価格は、他の国内の取引所と比べると、5%から10%ほど割安になっています。

Zaifはイーサリアムと日本円の通貨ペアの取引が可能で、日本人にとっては為替手リスクなどが発生しないので嬉しい選択肢です。

このイーサリアムの取引価格は、もちろん市場価格なので時期や状況によっては変動しますが、イーサリアムと日本円の通過ペアの取引量はZaifが一番多いので、他の取引所より有利な価格で取引できる傾向は継続することが予測されます。

Zaifは仮想通貨交換事業者として金融庁に登録しているので、セキュリティ面やサービスの運用面でも他の取引所と比べるといくぶん安心感があります。

このように総合的な比較を行うと、Zaifは日本人にとってイーサリアムを取引する最適な環境を提供してくれる取引所だということが言えます。

イーサリアム(ETH)の将来性は?これから価格は上がる?

ブリスベン空港での決済導入検討を進める

TravelbyBitという仮想通貨での決済サービスプロバイダーと連携し、ブリスベン空港内のレストランや小売店などの支払いにイーサリアムやダッシュといった仮想通貨の通貨の採用を検討しているという。

世界共通の価値を持つ仮想通貨は、旅行者には便利な決済手段となる可能性を秘めており、ブリスベン空港は世界に先駆けて、その利便性に目をつけています。

TravelbyBitはブリスベン近郊の企業などと仮想通貨決済のネットワークを構築しており、現在はホテルや交通サービスなど20の企業、店舗と連携しています。

イーサリアム企業連合でビジネスでの利用が加速する

イーサリアム企業連合はJPモルガンやマイクロソフト、インテルなどといった欧米中心の大手企業30社の企業連合で、2017年2月に発足されました。

日本では、トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャルグループなどが連合に加盟しています。

イーサリアムのスマートコントラクトを軸としたビジネス利用を目的に発足されて、様々な研究や情報共有が行われています。

この活動が本格化すれば、イーサリアムの需要は加速度的に増えていくことでしょう。

アメリカ最大のスポーツの祭典ににイーサリアムでベットできる

スーパーボールといえばアメリカ全土の国民が注目するアメリカンフットボールのイベント。

その注目度は凄まじく、その時期は毎年、国中がお祭り騒ぎになる程です。

そんなスーパーボールの勝ち負けにイーサリアムのスマートコントラクトを利用してベットできるブックメーカーサービス、CryptoBowlが登場しました。

インターネットのブックメーカーというと払い戻しなどイマイチ信頼を得られ絵いませんでしたが、イーサリアムのスマートコントラクトを利用することでその課題を克服しています。

興行としての規模が大きいだけに、このサービスがメジャーになればその他のブックメーカーへの波及も含めてイーサリアムの利用が促進されることでしょう。

イーサリアム(ETH)とはどんなコイン?

イーサリアムの成り立ち

イーサリアムは、2013年にヴィタリック・ブテリンという人物が公開した仮想通貨で、名前の由来は世界的に人気のあるオンラインゲーム、ワークラフトのゲーム内の場所が由来となっています。

イーサリアムはビットコインの機能を拡張した仮想通貨として開発され、スマートコントラクトという機能を軸により安全な仮想通貨取引を目指しています。

時価総額と現在の立ち位置

イーサリアムの時価総額は、約9兆円とビットコインに次ぐ第2位となっています。

日本ではあまり取引量は多くないようですが、仮想通貨先進国の欧米や中国では人気の仮想通貨となっています。

発行上限枚数は未定となっており、2017年8月時点では9400万通貨が発行されていることが確認されています。

PoW (プルーフ・オブ・ワーク)を採用している

ブロックチェーンの生成はビットコインと同じくPoWを採用しています。

ただ、近い将来PoS (プルーフ・オブ・ステーク)への移行が計画されています。

イーサリアムの関連通貨

イーサリアムはハードフォークと呼ばれる仕様変更を理由にイーサリアムゼロとイーサリアムクラシックという関連通貨が誕生しています。

このハードフォークによって誕生した仮想通貨たちもイーサリアムと同等の特性を持っていますが、一部アルゴリズムをアップデートされていています。

イーサリアム(ETH)の良い点

スマートコントラクトを使えば契約を成立させることができる

スマートコントラクトとは、”賢い契約”という名の通り、誰でもブロックチェーン上で契約を執行することができるイーサリアムの機能です。

執行条件と契約内容をあらかじめ定めておくことにより、自動的に契約を執行させることができます。

今までのペーパーベースの契約などとは違い、ブロックチェーンを利用することで契約内容の改ざんを防いだり、契約までの時間短縮、さらには中間業者を介さない本人同士の契約などといったメリットがあります。

音楽配信サービスなどがこのスマートコントラクトを導入しており、アーティストへの報酬の支払いなどに役立てています。

イーサリアム企業連合がもっと拡大し、利用が一般的になれば契約プロセスにかかる時間やコストを大幅に圧縮することができます。

ライデンネットワークで送金時間の短縮になる

ブロックチェーン技術を応用した仮想通貨は皆、送金遅延や送金詰まり、送金手数料の高騰といった問題を抱えています。

ライデンネットワークはそれをイーサリアムのプラットフォーム上で解決するためのオープンソースプロジェクトです。

このライデンネットワークは、少額決済の高速化に適しており、バランス・プルーフという考え方を元に構築されています。

バランス・プルーフは、ブロックチェーン外のチャネルを開き、仮想通貨のやりとりを処理します。

そして、最終的な結果のみをブロックチェーンに書き込むという方式になっているので、ブロックチェーンに処理させる負荷を軽減させることができるのです。

しかも、嬉しいことにブロックチェーン外のチャネルを利用するので手数料の圧縮にもつながり、従来の7分の1程度になると言われています。

ライデンネットワークの実装までの進捗は50%程度との情報が流れています。

イーサリアムの4段階アップデートによる性能向上に期待

イーサリアムのハードフォークにより関連通貨が誕生していることはお伝えしましたが、それはまだロードマップの途中経過と言えます。

イーサリアムには4段アップデートの計画があり、2015年から2018年にかけて第1段階のフロンティア、第2段階のホームステッド、第3段階のメトロポリス、第4段階のセレニティに分けて開発が行われています。

第1段階のフロンティアは2015年7月に終了しており、翌年にはホームステッド、2017年10月にはメトロポリスのアップデートが始まり、2018年内の完了が予定されています。

最終段階のセレニティも2018年のスタートが予測され、スマートコントラクト機能の強化に加えさらに便利な仮想通貨になることが期待されています。

PoWからPoSへの移行で問題を克服する

PoS (プルーフ・オブ・ステーク)は、ネットワークの参加者が保有する仮想通貨量に比例してブロックの生成を行うことができる、いわば計算量に依存しない承認アルゴリズムです。

PoW (プルーフ・オブ・ワーク)は、量子コンピュータなどの利用による計算量の寡占化が将来的な問題となっており、PoSに移行すればそれは解決するのではないかと言われています。

リソース消費などの面でもPoSは優れており、信頼性を量よりも質で測っているので全体で見ると無駄な電気代を消費しなくて良いなどというメリットもあります。

実装は、今から3年から5年の期間で行われると推測されています。

イーサリアム(ETH)の悪い点

DAO事件によって明らかになった脆弱性

DAO事件とは、2016年5月にイーサリアムプラットフォームでICOされた独自トークン、150億円の約3分の1がハッカーに盗み取られた事件です。

原因は、スマートコントラクトに関するプログラムのバグで、イーサリアムプラットフォームの脆弱性をさらす結果になってしまいました。

結果的には、イーサリアムクラシックにハードフォーク分裂することでこの弱点を回避したと言われていますが、また別のバグがある可能性も無きにしもありません。

実体がない仮想通貨だけに、こういった信用問題を起こしてしまうとユーザーの信用を取り戻すのは難しく、普及の足かせになっています。

無限に発行されると価値がなくなってしまう

通貨の発行上限数が決まっているビットコインとは違って、イーサリアムは発行上限数が未定になっています。

可能性的に言えば、無限に発行されてしまうこともあるのです。

法定通貨でも、ある程度新規発行数をコントロールしながら急激なインフレーションを抑えているので、発行上限数が見えないというのは資産としての価値を守るという観点では少し不安に思う点です。

取引手数料の高騰に苦しめられる

仮想通貨は、国のまたいでの送金でも比較的安い手数料で利用できることがひとつの売りです。

しかし、取引が活発化し、送金の需要が上がった時には特に送金手数料は割高になると言われています。

イーサリアムでも、ユーザーが手数料を決定するアルゴリズムによって、従来の理論値より手数料を70%過払いしている現象が起こっていることが報告されています。

この問題を解決しなければ、普及の面で他の仮想通貨に遅れを取ってしまう可能性があります。

まとめ

イーサリアムはビットコインにはないスマートコントラクトというビジネス利用にも長けた素晴らしい特徴を持っている仮想通貨です。

継続的アップデートやイーサリアム企業連合などの影響で、時価総額最大のアルトコインとなり、今後の発展も期待できます。

しかし、今後の発展を阻害する懸念点もあり、購入には十分な検討が必要です。

ぜひこの記事を参考にして検討してみてください。