BnkToTheFuture(BFT)の価格は上がる?今後の将来性と購入できる取引所・販売所

アルトコイン

BFTはブロックチェーンや仮想通貨関連企業の株式やトークンに投資するためのオンラインプラットフォーム「BnkToTheFuture.com」で使われる仮想通貨です。

この記事でBFTはどのような特徴を持つ仮想通貨なのか、その将来性や購入方法まで詳しく解説していきます。

BnkToTheFuture(BFT)を購入するならどの【取引所・販売所】が良い?

2018年7月時点でBFTを購入できる国内の仮想通貨取引所はありません。

記事執筆時点でBFTを購入できる海外取引所は下記の4か所になります。

  • Huobi(フオビ)
  • BitForex(ビットフォレックス)
  • Ethfinex(イーサフィネックス)
  • Gate.io(ゲートドットアイオー)

この中でBFTの購入にオススメなのはBitForexです。

BitForex(ビットフォレックス)での購入をオススメする理由

BitForexより引用

HuobiとGate.ioは記事執筆時点で日本居住者向けへのサービス提供を停止していますので、BFT取引高の30〜40%を抱えているBitForexがオススメです。

BitForexはシンガポール拠点の中国系企業運営の仮想通貨取引所です。

BitForexの特徴は現物取引のみ、板取引のみで先物取引などFXは提供していません。

記事執筆時点での取り扱い通貨数は約60種類で、新しい通貨もどんどん追加されています。

今後先物(FX)や法定通貨での取引もできるように準備中となっている注目度の高い仮想通貨取引所です。

BnkToTheFuture(BFT)の将来性は?これから価格は上がる?

記事執筆時点のBFTの時価総額ランキングは166位となっています。

2018年2月のICOから時価総額は上昇し一時は100位圏内に入っていましたが、5月以降の順位は下降傾向にあります。

仮想通貨と投資は相性が良いためBnkToTheFutureのプロジェクトには将来性はありますが、トークンセール時の価格を下回っているなど、BFT自体の時価総額ランキングの下降傾向は続くと筆者は考えています。

その理由を下記の3つにまとめて解説していきます。

  • 仮想通貨系企業の株式やトークン投資するプラットフォーム
  • BnkToTheFutureは投資家が求める機能を提供
  • BFTはトークンセール価格を下回っている

仮想通貨系企業の株式やトークン投資するプラットフォーム

BnkToTheFutureは2010年から運営している仮想通貨プロジェクトやブロックチェーン系企業の未公開株やトークンに投資するためのオンラインプラットフォームです。

BnkToTheFutureには一定の資産を保有する認定投資家約6万人が登録しており、オンライン上で投資をしています。

上の画像はBnkToTheFutureが投資してきた企業やプロジェクトの一部です。

コインチェックで取り扱われていたFactom(ファクトム)ですが、運営企業ファクトム社の株式7.8%に投資しています。

BnkToTheFutureの特徴の1つは株式公開されていないブロックチェーン系企業の未公開株に投資できる点です。

急成長を狙う企業の未公開株式に投資することはスタートアップ投資と呼ばれていますが、通常はベンチャーキャピタルというスタートアップ投資専門の投資会社やエンジェル投資家と呼ばれるIPOやM&Aなどで億万長者となった一部の投資家のみが行っています。

BnkToTheFutureはそのようなスタートアップ投資へのハードルを下げ、コネや多額の資金がなくても投資できるようにしています。

ICOは個人投資家も気軽に参加できる点が魅力ですが、トークンそれ自体には株主の権利は与えられていないため、ICOのようの流動性がある形で企業の株主を取引できることがBnkToTheFutureの魅力です。

BnkToTheFutureは投資家が求める機能を提供

BnkToTheFutureはそのプラットフォーム上でBFTを流通させることで、投資家が求める機能を提供しています。

BnkToTheFutureは投資家が下記の3つを求めているとしています。

  • 仮想通貨やブロックチェーン技術、企業の調査は情報が散在していて非効率であること
  • ブロックチェーン企業へのデューデリジェンスを行うには内部の情報や専門家でなければ難しいこと
  • 投資家向けの広報活動は企業にとって負担であり、その頻度も投資家を満足させるものではないこと

デューデリジェンスとは投資の際に投資対象のビジネスモデルや将来の市場規模、経営者たちの能力や財務状況、将来のリスクなど多面的に調査し、投資企業の時価総額を適正評価することを指します。

デューデリジェンスには投資対象企業の内部情報にアクセスできることや、その情報を精査し評価できる専門家が時間を掛けて行うものです。

ですのでベンチャーキャピタルなど一度の投資金額が大きい組織でなければそのコストは回収できないため、一般投資家には手が出しづらい状況となっています。

BnkToTheFutureはそのようなデューデリジェンスをコミュニティの力で提供できるようにしています。

BnkToTheFutureプラットフォーム上では専門家として登録ができ、投資対象となる企業のデューデリジェンスを登録している専門家達が行っていきます。

専門家にはデューデリジェンスなど情報をもとに評価する専門家、企業の最新情報を更新する専門家など分野によって別れており、それぞれの活躍や貢献にしたがってBFTが報酬として提供される仕組みとなっています。

BFTはトークンセール価格を下回っている

これまで話してきたようにBnkToTheFutureはブロックチェーン系企業へのスタートアップ投資ができるプラットフォームとして革新的な機能を提供できていますが、トークンセール時の価格である1BFT=0.1ドルを記事執筆時点では下回っています。

記事執筆時点で1BFT=0.075ドルとトークンセール時の価格の4分の3程度まで落ち込んでいます

ICOでは約35億円調達していますが、2018年2月に実施されたICOとしては金額もそこまで大きなものではないため、BFT自体の需要がまだまだ少ないことが低迷の背景にあると考えられます。

BnkToTheFutureには一定以上の資産を持つ投資家のみが投資家として登録できることや、専門家としても十分な知識や経験が必要になるため誰にでも門戸が開かれたプラットフォームとは言えません。

BFT保有者には認定投資家にしか公開されていない情報の一部にアクセスできる権利が与えられますが、個人投資家の割合も多い仮想通貨市場ではBFTはあまり魅力的に映らない可能性があります。

開発も順調に進んでいることやすでに投資実績のあるプラットフォームで使われるトークンであることから、長期的には伸びる可能性はありますが、現時点では今後の時価総額ランキングの伸びは期待できないと考えています。

BnkToTheFuture(BFT)とはどんなコイン?

BnkToTheFutureの歴史

BnkToTheFuture(バンクトゥーザフューチャー)は2010年に法人化した、未公開株を対象する世界ではじめてのオンライン投資プラットフォームです。

CEOのサイモン・ディクソン氏は2011年にヨーロッパ初のビットコインカンファレンスで公演し、2012年にはビットコインを取り上げた世界で最初の書籍「バンク・トゥ・ザ・フューチャー」を執筆しています。

2013年にはStroj(ストレージ)やMaidSafe(メイドセーフ)、イーサリアムのトークンセールへの投資を開始しました。

2015年にはイギリスからケイマン諸島に登記を移し、グローバル化しました。

そして2016年には仮想通貨やブロックチェーン企業への投資を進め、認定投資家4万5千人以上、累計の投資金額は約270億円となりました。

BFTはERC20トークン

BFTはイーサリアムブロックチェーン上で発行されたERC20トークンです。

ERC20トークン対応しているウォレットは多いですが、web上で使いやすいマイイーサウォレットがオススメです。

BFTの発行上限枚数は10億枚

BFTの発行上限枚数は10億枚となっており、ICO時にすべて発行されています。

一部は年単位でロックアップされているため、記事執筆時点で流通しているのは約6億3千枚となっています。

BnkToTheFuture(BFT)の良い点(メリット)

オンライン投資プラットフォームとしての実績がある

BnkToTheFutureには2010年以来オンライン投資プラットフォームとして100件以上の投資実績があります。

ICOは2018年2月と最近のことになりますが、長く運営されてきたという点はプラットフォームや開発チームへの信頼につながっています。

フェアなICOが実際された

ICOの中には集められるだけ資金を集めることがゴールと考えているような詐欺的なプロジェクトが多くあります。

その特徴は「調達金額に上限なし」「トークンセールの途中で発行枚数が増える」「高額なアフィリエイト報酬」「知り合い専用枠のプレセール」などです。

BFTのトークンセールではそのようなことがなく、購入価格が誰でも同じになるようプレセールで買ってもボーナスや割引なども行われませんでした

またトークンが配布されたうちの30%がBnkToTheFutureに配布されましたが、これは約2年間ロックアップされるためICO後に運営が売り抜けるといったことはできないようになっています。

BnkToTheFuture(BFT)の悪い点(デメリット)

BFTには中央集権的な仕組みが多い

BnkToTheFutureの特徴はプラットフォーム上でデューデリジェンスや情報更新を行う専門家コミュニティです。

しかしコミュニティ内の専門家が行った作業の承認と報酬のBFTの付与はBnkToTheFutureの裁量で行われます。

記事執筆時点では承認の権限を分散化していく予定はないため、BnkToTheFutureは中央集権的なプラットフォームとなっています。

中央集権的なプロジェクトが悪いわけではなく、とくにプロジェクト初期は牽引するリーダーがいたほうが物事が進みやすいとも思います。

しかしBnkToTheFuture運営チームの動向にプロジェクトが左右され続けることは懸念される点となっています。

各国政府の規制の影響を受けやすい

BnkToTheFutureはケイマン諸島に登記しているため運営会社自体が政府の規制を受ける可能性は低いですが、プラットフォームの利用者である投資家や専門家は居住国政府の規制を受ける可能性があります。

BnkToTheFutureは未公開株に投資できることが大きな特徴となっていることと、プラットフォーム上で仮想通貨であるBFTが流通していることの2点から他の仮想通貨プロジェクトと比べて政府の規制に影響を受けやすい性質を持っています。

SNSのフォロワー数が少ない

認定投資家だけで6万人以上いるにも関わらず、記事執筆時点のtwitterのフォロワー数は約14,000人、テレグラムは約2,880人でフォロワー数が少ないです。

フォロワー数とそのトークンの需要の強さは比例するわけではないですが、SNS上での注目度はあまり高くないと考えることができます。

プラットフォーム上の投資案件が少ない

これまで100件近くの投資案件がプラットフォーム上で行われてきたとは言え、8年間で100件であれば年間あたり約16件の案件になります。

これを多いと見るか少ないと見るかは判断が分かれるところですが、記事執筆時点では開催されている投資案件はありませんでした。

投資案件が豊富で常に投資できる案件があるという状態にならなければ、投資家や専門家がBFTを使う機会も報酬として与えれる機会もありません。

予定されているトークン化された証券を扱える市場が完成するまではBFTへの需要は上がりづらい可能性があります。

1件あたりの出資額が多く出資者数が少ない

Factom社への投資案件では17%の株式に対して約9億円の投資が集まりましたが、その投資者数は158人となっています。

これは1人あたり約560万円の投資になっており、この中にはベンチャーキャピタルなどの機関投資家も含まれていると考えられます。

筆者が確認できな中でもっとも多い投資者数だったのはBitstampへの投資で424人でした。

案件数が年間でみると16件と多いわけではなく、1件あたりの参加投資家数も多くて数百人程度、おそらく1件あたり関われる専門家の数は多くて10人程度と考えると、プラットフォーム上で実際にBFTを報酬として受け取ったりと利用する人が少ないのではと考えられます。

BnkToTheFuture(BFT)の今後(ロードマップ)は?

トークン化された証券市場の立ち上げ

2018年末までにトークン化された証券市場を立ち上げる予定となっています。

株式をトークン化し流動性を持たせた市場を作ることで、未公開株のデメリットである流動性の低さの解消を狙いとしています。

2018年第3四半期に2社、第4四半期までに計10社のトークン化証券が流通する市場を創出する予定となっています。

BnkToTheFuture独自の企業評価指標の開発

BnkToTheFutureプラットフォーム上に上場する企業をコミュニティ内で行われるデューデリジェンスに基づいて評価し、その評価指標を開発・公開する予定となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

仮想通貨は手数料が安いため国をまたいだ送金や多額の送金に非常にマッチしていますので、投資プラットフォーム×トークンは非常に相性の良いプロジェクトだと感じます。

しかし記事執筆時点は案件の少なさや実際に投資する人数の少なさからプラットフォーム自体の盛り上がりは感じられませんでした。

今後開発が予定されている証券をトークン化した証券市場が完成し、BnkToTheFutureプラットフォーム上で案件数が増えてればBFTのニーズも増すのではと考えています。

しかし早く見積もってプラットフォームが活発になる頃は2019年夏頃になると思いますので、長期的にこのプロジェクトに価値があると確信できれば長期保有には向いているかもしれません。

筆者はBFTは保有していませんがトークン化証券市場が立ち上がる2018年第3四半期頃のプロジェクトの動きを見て再度検討したいと考えています。それでは!